As I Like it

気の向くままに飛んでいく

オンライン鑑賞会が予想以上に画期的だった

こんにちは。

 

はてなブログの  今週のお題「オンライン」 なんですね😳

 

たまたま今回書きたいジャンルと被ったのでオタクの視点からもオンラインの使い方を紹介していきたいなと思います。

 

私、先日のペダステの記事でかるーく

オンライン鑑賞会なる形式で友達と鑑賞会をした。」

というような記述をしたのですが、これが想像以上に画期的でした。

(大体想像つくかとは思いますが)どんな形式でオンライン鑑賞会を行なったか、メリットデメリットなんかを書いていければいいな〜

 

ペダステ鑑賞レポについてはこちら↓

sakura719jasmine.hatenablog.com

 

オンライン鑑賞会とは

 私が行なったオンライン鑑賞会とは、ビデオ通話のツールを使用して映像の所有者がビデオでそれを映し、通話参加者と一緒に鑑賞するという方法を使用したものです。

表示方法やビデオのオンオフの設定をいじれば、全員が映像を映している人の映像のみを大きく写すことができるはずです。

通話なので当然自分たちも会話しつつ鑑賞会をすることが出来ます。

 

↓ざっっっっっっくりとしたイメージはこんな感じ。もちろんこれでは鑑賞会終了時には腕が無事死亡するのでスマホスタンドを使用しましたが笑

f:id:Sakura719Jasmine:20200406180755p:plain

 

メリット

人それぞれ感じるところは違うと思いますが、私が感じたメリットとしては、

 

  • わざわざ集まって鑑賞会することができなくても、離れた場所で見たい作品を共有出来る。
  • DVDを郵送して見てもらうという手もあるが、それではリアルタイムで興奮を共有できない。それに対してビデオ通話ツールを使用すれば同時に会話もしながら同じ作品を共有出来るので単純に楽しい
  •  集まって鑑賞会をすると場所代、交通費など諸々開催するまでにプラスの費用が発生するが、オンライン鑑賞会に関してはかかる費用は鑑賞したい作品の準備費用のみ。(準備費用に関してオタクは大体、良かったからもはや無料!と鑑賞会開催までにはその費用のことを忘れているのでOK笑)
  • 鑑賞会をする相手との都合さえ合えばその他の時間(開催場所の営業時間など)を気にする必要がない。*1
  • 家の中にいながらの鑑賞会なのでどんな格好でもどんな場所でも*2気にする必要がない。

 

 ざっと思い出しただけでもこれくらいはありました。

 

 

デメリット

一方でやはりデメリットも存在します。

 

  • 通信環境が悪いと非常にイライラする。(←これが一番感じたデメリット)
  • 映像を映している人(=映像を直接見られる人)以外は映像、音質が少し荒い。
  • あまり大人数でやりすぎると誰が何を言ってるのかわからないし映像の音声が聞き取れなくなる。
  • ↑これに気を使って映像を映す人が音量を上げるとその人だけ爆音になってしまう。通話相手の声が聞こえない。さらにその人が一人暮らしではない場合同居人にバレてしまい恥ずかしいし普通に迷惑。

 

こんなもんでしょうか。まあ完璧なものを見たい、見せたい場合はオンライン鑑賞会を行なった後に映像を郵送するなどすればデメリットは大体払拭できると思います。

 

 

まとめ

メリットデメリット複数ありますが、両者を比較して見る限りやって見る価値はあるのでは...くらいには思っていただけたでしょうか。少なくともこの外出できない期間に仲間と鑑賞会を楽しむにはこの手しかないかなと思います。

 

正直めちゃくちゃ楽しかったのでこれを読んでいただけた様々なジャンルのオタクの皆様にも実践して見て欲しいです。

 

外出自粛期間もオタクの皆さんが元気にオタ活できますように🙏

 

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*1:一人で騒ぎすぎて近所迷惑...なんてことはないと信じて

*2:洗面所でもベットの中でも

ペダステ初鑑賞

 

知り合いの方にオススメされて今まで謎に避けていたペダステに足を踏み入れてみました。

 

ペダステを題材に大学のレポートも出したことがあるくらいなのになぜ避けていたのかは自分でも全くわかりません笑 (お前は一体ペダステの何をみてレポート提出したんだ...?)

 

公演概要

舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The First Result

公演期間: 2013年8月24日〜9月8日

劇場: サンシャイン劇場(東京)、シアターBRAVA!(大阪)

原作: 渡辺航弱虫ペダル

演出・脚本: 西田シャトナー

音楽: manzo

 

↓公式サイト

www.marv.jp

 

キャスト

小野田坂道: 村井良大

田所迅: 大山真志

巻島裕介: 廣瀬智紀

今泉俊輔: 太田基裕

鳴子章吉: 鳥越裕貴

金城真護: 大山真志

福富寿一: 滝川英治

荒北靖友: 鈴木拡樹

東堂尽八: 玉城裕規

新開隼人: 宮崎秋人

泉田塔一郎: 河原田巧也

真波山岳: 植田圭輔

御堂筋翔: 村田充        

他                     (敬称略)

 

 

全体感想

ネタバレ注意

 

いやーまず、みている時もこれでキャストを書いている時も思いましたが、キャスト豪華すぎませんか?!何これ今じゃ考えられないキャストの豪華さ...

私が鑑賞する前に一番心配していた「果たしてハンドルを持って一生懸命走っているだけの人たちを見て自転車競技の様子を想像できるのか、感動できるのか」問題。こちらはさすがに初めの方は戸惑いましたが、思ったよりもすぐに私の頭は順応しました。そして割とすぐにこのシステムの素晴らしさに感動笑 初めに坂道くんがリアル自転車に乗ってきてくれるというのも順応しやすかった理由かもしれません。走っているふりをうまくできれば自転車競技だって舞台化できるんだな...と今更感動しました(遅い)。

しかし公演中ほとんど走りながら大声でセリフを言い続けなければならないので役者さんたちの体力がなくては成り立たない舞台ですね...もちろんほとんどの舞台そうでしょうけど今回はそれをより強く感じました。特に泉田くんのシーン中の泉田くんと坂道くんの体力には圧倒されました...

メインさんたちが信じられないようなちょい役までやるっていうのが爆笑でした笑 いちばんのお気に入りはガードレール役と塀役笑 どんな役でも全力なので本当に笑いました😂

 

装置とかはほとんどなくてそこまでお金かかってなさそうだなという印象。でもシンプルすぎるほどほぼ何もないステージ上にハンドルだけを持って一生懸命走る役者たち、あとは観客の想像力に任せた!という全てが揃っていない感じが逆に美しく感じて良かったです。ミロのヴィーナス的な。

 

話すらしらない状態で見たのですが、王道気合いで勝つスポーツもので大好物でした。ただめちゃくちゃ話が長そうなので続きも見なくては...

 

全体的に、あーこれは流行るわ..みたいな感じの感動作でした!

 

 

個々の感想(一部)

 

小野田坂道: 村井良大さん

→すごすぎ。割と落ち着いた見た目も中身も精神年齢高めな方の印象なのですが、今回はしっかり学生にしか見えませんでした。一緒に見た原作ファンの友人も*1初めビジュだけ見たときは「坂道くんぜんぜん似てない😭」と嘆いていたのですが、演技を見てからは「めちゃくちゃ似てる!」と大絶賛。私は原作がどんな坂道くんなのか知らない状態で見たのでそこはわからないのですが、普段の村井さんの声よりだいぶ高めの声、そして高校生っぽい仕草、なのにとても自然で感動しました。だいぶキャラを作っていうように見えるのに全く苦にならない、気にならない。演技力高っ...

そして主人公なのでほとんど出ずっぱりで走りっぱなし喋りっぱなし(得に前半)、なのに聞き取りづらい事なんて一度もなくて。本当にすごいです。止まった時の滴り落ちる汗の量が異常でした。絶対的主人公の圧巻の立ち姿といった感じを終始感じました。

 

 

巻島裕介: 廣瀬智紀さん

→ちょっと調べて原作キャラのイラストを見たのですがめちゃくちゃ似てますね!?ビジュの再現率が高い...

そして特殊な自転車の乗り方の見せ方がうまい。

 

 

荒北靖友: 鈴木拡樹さん

→流石。表情筋どうなってるんだ?あとあと調べてわかった表情の再現率の高さ。演技が上手い人って本当に表情豊かだなーと再確認。ハンドルを握るのではなくて腕を上に置くという形を違和感なくやっていたのはとても印象的。

正直私が見てきた鈴木さんの他の作品の演技に比べるとセリフのクセなどが強いのにそれが一貫して同じ言い方だったのでどうしたんだろうとは思いましたがそれでも十分素敵でした。靖友以外の時の演技が面白すぎる笑 何故バカップルの彼氏役だけじゃなく塀役まで細やかな演技ができるんだすごすぎる笑

どこで何役で出てきても華があるなーと感じました。

 

 

東堂尽八: 玉城裕規さん

→この方はいつどんな役で見かけても引き込まれますね...そして特徴的な声と派手めな顔立ちなのに見事に化ける。今回も尽八の時とそれ以外の役の時の差がすごかったです。カップルの彼女役とかどうしたんだよ笑今までシリアスな役どころで拝見することが多かったのですが面白い役までこなされるんですね好きです😂 最後の山岳resultのシーンは感動しました。

単純に私は玉城さんの演技が好きなんだと思います。

 

 

泉田塔一郎: 河原田巧也さん

→走っているシーンで一番感動しました。足の回転速度が早すぎて火起こしできそう(え)

黒執事シリーズで毎回拝見しているくらいであとはテニミュくらいしか拝見していなかったのでこんなにすごい人だったんだ...!とびっくり。

 

 

御堂筋翔:村田充さん

→怪演という言葉はこの人のためにあるのでは、と思うくらいの怪演でした。出てくるだけでゾワっとするオーラ。まばたきを一切しないので*2本当に怖かったです。話し方も目線も動きも何もかもが気持ち悪くて最高でした。代替不可能な存在なのでは...

 

 

その他少しずつ

→・今泉くんめちゃくちゃ顔が良い。今まで見てきた太田さんの中でも一番好き...!

・秋人くんもはや館林役だったのでは笑 新開くんとしてはあまり大きな動きはなかったもののこちらの役でやっぱり演技すごいなーということは確認できました笑

・真波くん好青年かわいい...!

 

 

まとめ

めちゃくちゃ面白かったです。想像する楽しさみたいなものを味わえました。今回のキャストさんたちがあまりにはまり役過ぎたので他のを見るのが少し怖いですが続きも見ていきたいと思います...!

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*1:もちろん直接あったわけではなくビデオ通話上でオンライン鑑賞会です。

*2:わざと目をつぶる演技の時以外

刀ステオタクが初めて刀ミュを見てみた

 

こんにちは。

 

先日初めて大人気のミュージカル刀剣乱舞(みほとせ)を見てみたので、舞台刀剣乱舞にどっぷり浸かったオタク視点でレポを書いていこうと思います。

 

 

 

公演概要

ミュージカル『刀剣乱舞』-三百年の子守唄-

公演期間: 2017年3月4日〜5月21日

劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京)、梅田芸術劇場 メインホール(大阪)

  珠海大劇院(珠海)

原案: 「刀剣乱舞-ONLINE-」

演出: 茅野イサム

脚本: 御笠ノ忠次

振付: 本山新之助

主催: ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会 (ネルケプランニングニトロプラスDMM.comユークリッド・エージェンシー)

 

↓公式サイト

musical-toukenranbu.jp

 

キャスト

石切丸: 崎山つばさ

にっかり青江: 荒木宏文

千子村正: 太田基裕

蜻蛉切: spi

物吉貞宗: 横田龍儀

倶利伽羅: 財木琢磨           

 

他                  (敬称略)

 

 

鑑賞したきっかけ

何の変哲も無い理由だけですが笑

 

・荒木さん

・知り合いがみほとせについて熱く語っているのをよく耳にしていたから興味があった

・刀ステと何がどれくらい違うのか気になった

・テレビでよく見るから

 

全体感想

ミュージカルとストレートプレイだからある程度違いはあるだろうと思いながら鑑賞していたのですが、想定していた数倍違いがありました。異文化交流している気持ち笑

具体的にどこの違いに驚いたかと言うと、(歌があるとかは置いといて)

 

・装置が白い!! プロジェクションマッピングを映えさせるためなのかな?

・殺陣をする時のポジション?刀ステに見慣れてたから上下どちらかから入ってきて上下どちらかにはけて行くのかなーと思っていたら中央で戦っていて驚きました。

・めちゃくちゃ歴史上の人物と絡む?刀ステはなるべく会わないように*1するからびっくりした。

・(何となく噂には聞いていたけど)2幕にライブ...!そしてライブ専用衣装!正装、軽装、内番衣装以外の衣装を着ている刀剣男子を初めてみたので新鮮でした。

・刀ステに比べて衣装の色彩が鮮やか、ステと同じ刀剣男子でもワントーン明るいなという印象を受けました。*2どこかで海外ウケする作品は色彩を明るく、小道具などを一回り大きくするのがセオリーというのを聞いたのでそれが理由だったりする...のかな?(めっちゃ勝手な憶測)

・殺陣がダンサブル

 

こんな感じで結構なカルチャーショックを受けました。でも慣れたら面白いんだろうな〜

物語を進めていく上での設定から違ったのでまだあまり話を理解できてないのですが、風車の曲は今だに頭の中に流れてる。

徳川家康の一生を描いていくのが面白くて、やっぱり刀ステみてるとどうしても織田、伊達刀などのことばかり考えているんですけどそーじゃん徳川いるじゃんって新鮮な気持ちで観れました。

 

個々の感想(一部)

 にっかり青江: 荒木宏文さん

→この人のために見たみたいなところがあります。TLで拝見した時に「うわっ、綺麗... 本人...」、ってなって、テレビで拝見した時に「これはやばい...」ってなりました。

あまりゲーム内でボイスを聞いたことがなかったので声が見ているかどうかはわからないですがニコニコする姿が可愛すぎて本当に語彙力を喪失しました笑

あと肌が綺麗年齢不詳

 

 

千子村正: 太田基裕

→すごい自分の千子村正を作りあげてらっしゃる😂別に本家にそっくりという印象は受けないのにめちゃくちゃお茶目で暴れまわってて最高でした!太田さんのイメージ変わりました(黒執事幕末rockイノサンで拝見していただけだったので)。

 

 

以上です。

 

 

まとめ

今回初めて刀ミュを初めて鑑賞して、あーー自分だいぶ末満さんの演出に慣れてたんだなということに気づけました笑 考えてみたら最近の末満作品だいたい見ていましたし😅

異文化交流面白かったです、逆に刀ミュオタさんが初めて刀ステを見たときの感想聞いてみたいなー

*1:修行、維伝はまぁまぁ絡んでたけど

*2:今日発表されたにっかりさん然り

ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015- について語る

 

今回は大好きな作品、ミュージカル黒執事の中でも私が初めて見た作品について書いていこうと思います。

 

この作品がきっかけで私はミュージカル作品が大好きになったと言っても過言ではありません。

初めて見たのはもうそれこそ5年前なので新鮮味のないレポになるかもしれませんが笑

 

 

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 公演概要

ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-

公演期間: 2015年11月7日〜12月27日

劇場: 梅田芸術劇場(大阪)、名取市文化会館(宮城)、赤坂ACTシアター(東京)、キャナルシティー劇場(福岡)、藝海劇院(上海)、北京展覧館劇場(北京)、深圳保利劇院(深圳)

原作: 枢やな

演出: 毛利亘宏

脚本:井関佳子

 

↓公式サイト

2015.namashitsuji.jp

 

キャスト

セバスチャン・ミカエリス: 古川雄大

シエル・ファントムハイヴ: 福崎那由多

グレル・サトクリフ: 植原卓也

チャールズ・グレイ: 矢田悠祐

チャールズ・フィップス: 広瀬友祐

ウィリアム・T・スピアーズ: 輝馬

ドルイット子爵: 佐々木喜英

バルドロイ: 鷲尾昇

フィニアン: 河原田巧也

メイリン: 坂田しおり

フレッド・アバーライン: 高木俊

シャープ・ハンクス: 寺山武志

葬儀屋: 和泉宗兵

劉: 荒木宏文

マダム・レッド: AKANE LIV                                                                    (敬称略)

 

 

↓ダイジェスト映像

youtu.be

 

全体感想

 

ネタバレ注意

 

 

本当にこの作品が大好きなんです...曲よし演出よしクオリティー良しの完璧なミュージカルだなとつくづく思います。

 

まずこの物語のお原作が好きなので、お話が最高なのはもちろんなのですが、クセの強いキャラクターたちを見事に再現できるキャストの方々凄すぎます。後々東宝ミュージカルに出演なさる方がたくさん出演なさってますし、歌唱力本当に高い。

後このミュージカルはメインさん以外にもアンサンブルさんたちのレベルがやばい、ダンスキレッキレ。まるで帝劇ミュージカル。

曲も素晴らしいんですが、とっても難しい曲が多くてこれをそれなりの人が歌ったら事故るんだろうな…っていう曲ばかりです。それをなんなく歌い上げるキャスト陣…すごい…

あと声がアニメの声優さんにそっくりすぎる再現度S級。特にドルイット、グレル、アンダーテイカーあたり本人。

グランドミュージカルにあまり出ることの無い2.5次元界の実力者(単純な演技力歌唱力も高いけどそれより寄せる力が特出して高い)とグランドミュージカル常連さん達のコラボが見られるっていうのもこの黒執事の魅力の一つだなって思います。

 

あと演出も好きなんです。プロジェクションマッピングをうまーく使っていて、全ての背景をそれに頼る訳ではなくここぞという時に出してくるのがずるいです。*1シネマティックレコードの演出が本当に素敵。シネマティックレコードのシーンは毎回曲のフレーズが一緒で、曲と一緒にシネマティックレコードという名の回想シーンに綺麗に持っていくんです。好き。

あと照明!!セバスがものすごいスピードで捕まったシエルの周りにいる人間を倒していくシーンで、そこはセバスの悪魔らしさを強調したシーンだと思うんですけど、殴る音が始まる直前に一瞬セバスだけにピンスポ当てて直後に真っ暗にするんです…悪魔…!!

あと1幕終わりのキャスト全員がランタン持って曲に合わせて同じタイミングで持ち上げる→消える。って言うのがオシャレすぎる。

マジックの仕組みが今だにわからない。

 

初演再演どっちが好きか問題。何曲か初演の方が良かったなーという曲もあるのですがそれ以外は私は再演のほうが好きです。

 

とにかく普通にミュージカルとしてもクオリティが高い、そして2.5次元ミュージカルとして見ても再現率の高い、素晴らしいミュージカルです。

 

 

個々の感想(一部)

 

セバスチャン・ミカエリス: 古川雄大さん

→このミュージカルを見て、私はミュージカル俳優さんの中で1番この人の歌声が好きだな、と思ったのがこのミュージカル。そして古川さんの過去の役の中でも今でもトップに入るくらい好きな役。あのスタイルでスワローテイル着るのずるい。初代の松下セバスも映像で見たのですが、松下セバスは割と人間っぽいところがあったのに対し、古川セバスは悪魔っぽさを出すときの野獣感がすごい...松下セバスも松下セバスで好きだったのですが、古川セバスを見たときのあの衝撃は忘れられません...

 

古川さんの歌っているミュージカル楽曲を結構な数聞いてきてきたのですが、ミュージカル黒執事シリーズの楽曲はその中でもトップレベルで歌いづらいのではないかな、と勝手に思っています。音の移動が激しすぎる。あれを見事に歌いこなす姿は本当にかっこいいです。

 

あとダンスができるからでしょうか、アクションが本当に綺麗。まるで踊ってるかのよう。 

 

グレル・サトクリフ: 植原卓也さん

→本当に似てる。本人レベル。声が似ているというだけでなく無駄に動きがうるさいところまでそっくり。ものすごく研究されたんだろうなーと感動しました。そしてダンスがキレッキレ。男性が履くには高いヒールを死神の状態の時は常に履いているのにあのダンス、アクション。尊敬です。

後歌も。あの独特な話し方のまま歌うので相当喉に負担がかかると思うのですが、一切歌声に乱れがない、すごい。(後からご本人の素の歌声を聞いたのですが素の歌声からグレルに似てるんですね笑 ちょっと安心笑)

マダムレッドに愛想を尽かした瞬間の変わり方がすごい、あとカテコのマダムとの繋がりが胸熱。

一生この人にグレルをやってもらいたい!と思うような素敵なグレルです。

 

 

ウィリアム・T・スピアーズ: 輝馬さん

→2日連続登場の輝馬さん笑(前記事参照) この人メガネの奥の目死んでて良いなと気づいたのがこの作品。2幕の後半に15分程度でて終わりなんですがめちゃくちゃなインパク*2です。

セリフとか声はあまりにアニメに寄せてない印象なのですがめちゃくちゃしっくりくる。「まっっったく」の言い方が本当に嫌そうで好きです笑

ウィルのソロ曲に関してはウィル、セバス、グレルの3人しかメインが出ていないので足長王決定戦決勝みたいになっていていつも足ばかり見てしまいます😂

(こんなレポで良いのか…?)

 

 

ドルイット子爵:佐々木喜英さん

→伝説のこしゃく笑 本当にすごいと思います。声とかどうなってるんでしょうか笑 ドルイット子爵って個人的にあのヘンテコなキャラクター像がないとやってること結構えぐいのでただの極悪人になりかねないと思うのですが、それをまるで悪意のないかのように、楽しそーに自分の道を突っ走る、それがドルイットだと思ってます笑 それをほんとに見事に再現してて(というかちょっと誇張してオリジナリティ出してる)さすがすぎます😂 

 

駒鳥ちゃんと出会うところのシーン、だいぶアンサンブルさんにぶつかり殴られしっちゃかめっちゃかやってるのですが、ぶたれた時の倒れ方…!綺麗にスーッとブリッジの潰れたバージョンみたいな形に手を使わずなるんです。どんな体幹してるの!?

 

他にもだいたいセリフうるさい(褒めてる)、動きもうるさい(褒めてる)、顔もうるさい顔文字みたい(褒めてる( °Д°)こーゆー顔する)、ほんと最高だと思います2.5次元界にとって書かせない存在ですね。

 

 

葬儀屋アンダーテイカー:和泉宗兵さん

→この方ももはやご本人。本当にいい声されてますね…そんなに出るシーンが沢山ある訳では無いのですが、インパクトは絶大です。

1番印象的だったのがカテコの歌唱。音程が途中でぐっと上がって最後にまたぐんと下がるんです。それを強弱をつけながら綺麗に歌ってらして、まさにアンダーテイカーって感じのするメロディーと歌い方でした。

グレルと並んで一生変わって欲しくないキャストさん。(まぁ基本全員一生やり続けて欲しいくらいハマってるんですけど)

 

 

 

マダム・レッド: AKANE LIVさん

→めちゃくちゃ綺麗。そして歌唱力はさすが元宝塚の方と言った感じ。マダムレッドって実在するんだ...マダムレッドの人生、苦悩、シエルへの愛みたいなのがひしひしと伝わってきて初めて見た時は号泣、今でも見る度に涙が出てきてしまいます…

本当にこの方がマダムレッドでよかったです。黒執事の話って犯人役の方によって割と全体のクオリティーが左右される印象があるのですが、この作品はこの方によって確実にクオリティーが上がっていると思います。

 素敵すぎる。

 

 

その他のキャスト少しずつ

・シエル、初演から声が低くなって前回の曲が前回のキーで歌えなくなってしまったのかメロディーが変わっていたのですが、初演と再演のメロディー合わせるといい感じにハモれた(気がする)。面白い。

・ドルイットに絡まれたときのシエルの反応が面白い &かわいい

・矢田ちゃんのチャールズグレイめちゃくちゃ言い方がチャラい笑 そして歌がうまい。メインの曲が一曲しかないのが惜しいくらいじっと聞いていたい。

・広瀬さんも本当に歌がうまいWチャールズの曲もう一曲増やしません?笑 そしてギャグ線が高い、絶妙にキャラが崩れないギリギリのところでふざけてくれる笑

・Wチャールズの身長差が原作。

・3人組が出てくると重苦しい空気が一気に明るくなる。大好き。必要不可欠。

・アバハンいつもありがとう(?)、ドルイットとのシーンが本当に好き笑

・劉の表面上の明るさ、馬鹿さと事件を面白がる感じの表現がすごい荒木さん

 

以上です。

 

 

まとめ

 

本当はもっと書きたいことがあるはずなのにうまく言葉にまとめられませんでした😅

グランドミュージカルが好きな方も、2,5次元ミュージカルが好きな方もきっと楽しめる本当に素敵な作品なのでぜひ見てみてください。

 

 

ミュージカル黒執事-地に燃えるリコリス2015- [DVD]
 

 

*1:個人的に黒執事プロジェクションマッピングの真骨頂は最新作だと思ってるのでこちらもぜひ

*2:このためにずっと楽屋待機してるのかなーって想像すると微笑ましい笑

ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景 篇 を見たら沼だった

前回の記事で書いたように、この作品を映像で見て衝撃を受けたので語りたいと思います。

 

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公演概要

ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景 篇

公演期間: 2019年4月5日〜21日

劇場: 日本青年館ホール、京都劇場

原作: オトメイト

演出: 西田大輔

脚本: 毛利亘宏

主催: マーベラス

 

↓公式サイト

www.marv.jp

 

キャスト

風間千景: 中河内雅貴

雪村千鶴:本西彩希帆

土方歳三:和田雅成

沖田総司:山﨑晶吾

斎藤一: 赤澤燈

藤堂平助樋口裕太

原田左之助: 水石亜飛夢

近藤勇: 井俣太良

山南敬助: 輝馬

永倉新八: 岸本勇太

山崎烝: 椎名鯛造

天霧九寿: 兼崎健太郎

不知火匡: 末野卓磨

雪村綱道: 河本裕之                    ( 敬称略)

 

 

 

鑑賞しようと思ったきっかけ

もともと今年公演予定だった最新作を観劇する予定でした。なので予習も込みだったのですが、そのほかにも

 

新撰組好き

・主演中河内雅貴!これは絶対良いやつ

・知っているキャストさんだいたい歌上手い印象*1

・ミュージカル好き

・日本史もののミュージカル見たことないしこのキャストなら結構歌唱力も安心できるのでは?

 

と言う感じでミュージカル薄桜鬼の中でも色々私のみたいものの条件が揃っているのがこちらの作品でした。結果沼りましたね😂

 

↓一応DVDのリンクを

 

 

 

全体感想

ネタバレ注意

 

 

いや何これ、クオリティー高っ...2.5次元ミュージカルと括られる作品の中でここまで曲数が多いのに苦痛じゃない、むしろ心地よかったミュージカル作品はミュージカル『黒執事』シリーズ以来でした...

(実は生執事オタクです。ここで語ると長くなるのでまた別に記事出します)

ここまで曲数が多いとは思っていませんでした。1キャラクターにつき1曲、メインキャラはもう何曲か、程度だと思っていたらほぼ歌っていました笑 ですが、誰一人として聞いていられない歌唱力の人がいなかったと言うのもすごいですね。*2 特に上手い!と思ったのはやはり中河内さんと輝馬さんでした。この二人の歌はもはや永遠に聴いていたい。

 

また、いわゆる悪役である風間千景に焦点を当て、そちら側から見ると風間にも風間の正義がある。みたいなストーリー胸熱ですね...私が良いなと思う俳優さんたちはみんな悪役やりがちで、それきっかけで悪役の視点に立ってこの人がなぜ「悪役」になったのか、と言うことを考えるのが好きになってしまったのですが、そう言う点でこのストーリーは最高でした。別に風間そんな悪くないじゃん!笑

好きだなーと思う舞台の脚本が後から調べるとだいたい毛利さんか末満さんなのですが今回も後から調べたら毛利さんでした笑 乙女ゲーム原作で女の子を出してここまでうまくまとまるってすごいですね...

 

また、ひらひらと落ちる桜の花びらの演出も素敵でした。「まるで桜のように儚く散りゆく正義に生きた武士たち」というのを言葉なしに表現する(セリフで言ってたかな?言ってたらすみません)、なんてお洒落なんだろう...

後最後のセリフ!なんなんあれ!?急にキュンとさせるな千景さん!そしてその後千鶴ちゃんが何か言う前に幕下ろすのが最高!!!

って言うのの他にも(笑)伝えたいであろう内容の全てをセリフにせず、観客に想像させる感じの演出も良かったです。全て言葉にされてしまうと解釈が一つになってしまってつまらないですしね。

そして短時間でカツラを取りかえ羅刹に変わる演出、あれはどんな仕組みになっているのかすごく気になりました。あの短時間でカツラを取りかえた上に激しいアクションをしていて、取れないかハラハラしながら見てました笑

 

そして殺陣のクオリティーも高い!!刀ステオタクなので和田さん、中河内さん、輝馬さん、椎名さんの殺陣がすごいことは知っていましたが(後一応あんステで樋口くんの剣舞が綺麗なのは見てました)、みんな上手いですね...迫力ありすぎて途中呼吸が止まってました笑

今回初めて見たキャストさんたちの殺陣もとても綺麗でした。これからも期待。

 

ちょっと気になったのがダンス。千景なぜバラードで踊った?というか全体的に千景踊る必要ある?

キャラによっては明らかに踊ると不自然な人もいるのに振り付けがあったのは正直いらなかったのではと思いました。もちろん新撰組のと楽しいシーンなどは振り付けがあっても楽しいと思うしなんなら中河内さんのダンスは見たいけどやっぱり千景としてのダンスは見たくなかったです笑

 あともう1つ、新選組の舞台で英語の歌詞はやめて欲しいかな…😅

 

以上、本当にクオリティの高い素敵な作品でした。

薄桜鬼シリーズ何作品か初めの方から見ているのですが、この作品が今のところ1番クオリティが高くて好きです。またほかの作品のレポも機会があったらあげようと思います。

 

以下個人個人の感想を一部。

 

個々の感想(一部)

 ちょっと正直に書いてるかも

 

風間千景/ 中河内雅貴さん

長くなります笑

 

→いやー流石すぎて…ダンス(これは先程書いたように少々納得いってませんが笑)、歌、そしてもちろん演技まで完璧でした。おそらくこのミュージカルシリーズをはじめから見ている人は初代の方の作り上げた千景とは結構違う千景なので違和感があったのかもしれませんが(はじめの方から見ている友人曰く)、この作品からみた私は何も考えずに「うわーこの人かっこいい...」となりました。

 

歌に関して、もともと歌声は高めの人だなと言う印象でしたがこんなにも高いキーの曲を綺麗に歌える人だとは思っていませんでした。ラストの「♪薄桜鬼だーー」のところはなるほどそう言う意味なのかと言う感情をはるかに上回って「うわーうまーーーーーー!!」となりました。

 

あとお芝居もすごい、まばたきをあまりせずに持ち前の目力を存分に発揮してらして...かっこよかったです本当に。なんでしょうあのなんとも言えない威圧感、この人には絶対勝てないな感が佇まいだけ伝わるなんてすごいです。

 

キスシーンもね...エロすぎて... 2.5次元舞台っていわゆるリアコ民の多い界隈なので男女のキスシーンなんてないだろうって思って油断してました。そこに来た大人のキス...しんどいやばいかっこいい(以下略)って感じで語彙力を喪失させながら食い入るように見てしまいました笑

あと私中河内さんの口元好きなんですよね(どうでも良いオブザイヤー)

 

そして殺陣が相変わらず素晴らしい。美しさももちろんなのですが何より一振り一振りの攻撃が重そう、あれで切られたらひとたまりも無いなって言う風に見えました。そう言う風に感じたのはいつかの舞台で見た久保田秀敏さんぶりでした(あれっ仁王雅治...?*3 )。刀をビュンビュン振り回す剣舞のような殺陣も大好物なのですがこう言うリアルな殺陣も最高ですね...

一番印象的だったのが千鶴が鬼であることに気づいた瞬間の殺陣。向かってくる沖田に一度も視線を向けることなく「あくまで目の前の雪村千鶴にしか興味がなくなった」と言うことがよく見て取れて好きですすごく。

 

あとはバクステのギャップ笑 明るくていい人なんだろうなと言うのが節々から見て取れてギャップ萌え😂

どこを取っても最高の主演でした!

 

 

雪村千鶴: 本彩希帆さん

→初めて見る方でした。お芝居も自然で歌声も可愛らしくてかつ力強くてとても素敵でした。まだ割と新人だろうにこの演技力と歌唱力はすごいなと思いました、またどこかでお芝居が見てみたいです。あと千景さんとの身長差が絶妙で良い笑

ラストのシーンの千景のセリフを受けての反応がかわいい。

 

 

土方歳三: 和田雅成さん 

→どうしても私の中でへし切長谷部のイメージが強い和田さん。笑 歌っているところを見たことがなくて超勝手に歌はあまり得意では無いのかな...?と思っていたので(これは本当に偏見でしたごめんなさい)、歌唱力の高さに驚きました。期待値が低かった分驚きがすごかった

殺陣と演技はさすがですね、土方さんってこんなに面白くていいのか?笑、っていうシーンもちょっとありましたが最後の土方VS千景のシーンは本当に感動しました。

 

 

沖田総司:山﨑晶吾さん

→このかたも初めてお目にかかりました。え、めっちゃ良く無いですか?もっといろんなものに出て欲しい...!沖田総司のクールでちょっと上から目線な感じがすごく伝わってきてめちゃくちゃ好みな沖田総司でした。ニヤッとする感じとか顔の角度とか本人なの?本人見たことないけど。

あと殺陣がとても綺麗、早い!!あんな激しい殺陣をしながら歌って、さらにこのキャラに関しては咳き込まないといけないので本当にきついと思います。すごい...

今年も彼が沖田総司と聞いて大歓喜です。それくらいハマってました。

 

 

藤堂平助樋口裕太さん

→個人的にはあんステぶりでした。ダンスと歌は安心安定。演技も藤堂平助のイメージに合ってて好きでした。ただ歌が(上手なのですが)一貫してアイドルっぽい歌い方なので山南さんとはちゃめちゃに切られるシーンでの山南さんの苦痛感溢れる歌い方の次にきたアイドル歌唱はずっこけてしまいました😅(後半部分は素敵でした!)でも全体的にはこの人が出てくると場面が明るくなって良いなーと言う存在でした!

 

 

山南敬助: 輝馬さん

→私が好きな舞台にはだいたい出ている輝馬さん。やっぱり今回も好きでした笑 なんでこの人はこんなに目が死んでるメガネクールキャラが似合うの!?もう私はあなた以外のメガネキャラキャスティング以外考えられないよ!?ってなるくらいのレベルMAXな似合い具合。今回もやっぱり頭良さそうでクールでそれでいて目が死んでいて...本当に素敵。

*4

 

一番印象的だったのはやはり変若水を飲むシーン。冷静に歌っている時の歌唱力はさすが。この時も目が死んでて良いな...って思っていたのですがその後の狂い具合が本当に狂ってた...叫び声から歌声に変わることって可能なんだ、ってなりました。このミュージカルで一番引き込まれたシーンでした。

ラストのヤイサ!での微笑みながらの歌唱にギャップ萌え。そしてやっぱり歌がうまい!

出てくるたびに好き...ってなる山南さんでした。

 

 

不知火匡: 末野卓磨さん

→(忍ミュで見ていたはずなのですが)ほぼ初めてお目にかかりました。めっちゃアクションがかっこよくて、飛び蹴りとかワイヤーでつられてるのかと思うくらい高くてびっくりしました。長髪のさばき方も綺麗でゆらゆらしてる感じなのに決めるとことは髪を振り乱して戦っていてめちゃくちゃかっこよかったです。

後歌声がかっこ良い。鬼たちが連続して出てきて歌うシーンの歌唱がかっこ良すぎて思わずまき戻しました笑

 

 

その他キャストで思ったことちょっとずつ

・兼崎さんが出てくるとやっぱり安心するんです。安心安全

・赤澤くんのクールな役初めてで新鮮だった、笑顔のない役もかっこよかった

・椎名さんの身のこなしはさすが、羅刹になってしまった時のシーン泣けました

・岸本さん初めて見たけど歌うまっ

 

以上です笑

 

 

 まとめ

 

今一度映像を見ながら書いていたのですが、夢中のなって記事を書いていて気づいたら本編終わっていました笑 それくらい書きたいことがたくさんある素敵な作品です。

次回作が生で見られなくなってしまったのは残念ですが、いつかこのシリーズを生で観劇できる日が来ることを願って他の作品も見たいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:中河内さん、輝馬さん、樋口くんetc

*2:グランドミュージカルを見ている時はそのようなことは考えないのですがやはり2.5は若手が多いと言うこともありいつも心配しながら見ています😅

*3:テニミュより

*4:目が死んでいるは私の中で褒め言葉です笑

観劇できない今何をしよう

こんにちは。

最近「不要不急の外出を控える」という事を初めてしているためはてなブログと仲良くなってきています管理人です笑

 

今の状況についてつらつらと

 

新型コロナウイルス…ここまでオタク生活、日常生活、そして経済全体に影響を及ぼすものだとは1ヶ月前の私は思っていませんでした。

その影響で管理人は現時点で既に3つの舞台作品の観劇が中止となってしまいました。

 

管理人が観劇予定だった舞台

・ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

・ミュージカル 『WEST SIDE STORY』  *1

・ミュージカル 『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇  *2

 

 ↓アナスタシア観劇の後近くを通ったので写真だけ撮ってきました、観劇するはずだった

ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

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3月前半の期間限定の活動自粛要請の期間に半年前から楽しみにしていた舞台の*3公演中止が決まった時は本当にショックでしたし、正直心の中では「ああやっぱりこういう時はエンタメからまず切り捨てられていってしまうのだな、カラオケやパチンコ屋さん、居酒屋の方がよほど危ないのに」と感じてかなりショックだったのを覚えています。

 

しかし二週間も経たずに今の現状になり、ツイッターのTLは舞台やライブの公演中止、延期の連絡、映画の公開延期のニュースで溢れてしまっています。

はじめはなんとしてでも舞台に行きたい!と思っていた管理人も流石に自分の周辺の人々への影響を考え、行きたいとも思えなくなってきました。

劇場など大量の人間が集まる密閉空間が危険というのももちろんですし、役者さんたちが舞台上で大きな声で声を出したり抱きしめ合ったりキスをしたりしているのを見ると不安で、心配で仕方なくなります。もはや役者さんの健康のためにも公演中止にしてあげてほしい...(助成金さえ出れば)

 

しかし必死に稽古を重ねてきたであろう役者さんたちの気持ちを考えると、そんな簡単に納得できるような話ではないだろうな...と胸が痛みます。

 

誰か一人の意見が正しいということもないでしょうし私もあまり強く意見を言うつもりはありませんのでこれくらいで終わりにします。

一刻も早く、平和な日常が戻ってくることを祈っています...

 

家にいるからこそ

何が言いたくてこの記事を書いたかと言うとここから先の内容になります笑

 

いくらコロナが怖いとはいっても何もせずに家にいるだけでは息が詰まってしまいますね💦

何をしようかなーと考えたときに、やはり一番最初に思いついたのは

 

「そうだ、これを機に今まで見れなかった舞台の映像を観よう...!」

 

でした。めちゃくちゃ普通ですね笑 

と言うことでいろんな過去作品を見たり見返したりしています。本当に無限かと思えるほど時間があるので何度か繰り返し見たり、気になったシーンを巻き戻して見たりしています。

 

通常とは違う観劇レポになってはしまいますが、映像で見た過去作品の感想として、今後もレポを上げていきたいと思います。

それで素敵な作品が少しでも多くの人に広がるといいなーなんて思ったりして。

 

ひとまずミュージカル『薄桜鬼』の過去作品を見て胸熱になっているので記事を書こうと思います。😂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:いずれも管理人の観劇予定日が中止になっただけなので公演自体はありました

*2:今の所配信はしてくださるそうです、観ます

*3:十二夜なので結局観れたわけなのですが

ミュージカル『アナスタシア』観劇

ミュージカル『アナスタシア』観劇してきました。


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公演概要

 

 ミュージカル『アナスタシア』

↓公式サイト

www.anastasia-japan2020.jp

 

観劇日: 3月27日マチネ*1

劇場: シアターオーブ

脚本: テレンス・マクナリー

音楽: ステファン・フラハティー

作詞: リン・アレンス                     (敬称略)

 

キャスト

アーニャ: 木下晴香 

 ディミトリ: 内海啓貴

グレブ: 山本耕史

ヴラド: 石川禅

リリー: 堀内敬子      他            

                               (敬称略)

 

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全体感想 

ネタバレ注意

 

 

ディズニープリンセス系のお話が好きなのでかなり好きなストーリーでした✨

 

装置に関して、紗幕に映るプロジェクションマッピング銀河鉄道ぶりだったのですがやはりとても立体的に見えてとても好みです笑 また、背景の風景を細かくプロジェクションマッピングで切り替え、手前の二本の柱にも映像を映していました。さらにその柱の周りの床面ごと(語彙力なくてすみません...)回転する仕組みになっていて装置転換がスムーズだったのも見ていて面白かったです。以前観劇レポを出したWSSもかなり装置演出が素敵でしたが、こちらもIHIより舞台面が狭いにも関わらず見事な演出だったなーと感動しました。また、背景のほとんどを映像に頼ってはいましたが、大道具もかなり凝っていて、中盤に出てくる列車には本当に驚きました(列車の回転に沿って動く背景にも)。 

 

それから、宮廷からペテルブルクの街並み、パリの風景と多種多様な世界観が描かれていて、その度に色々なアンサンブルさんたちが出てきたのでたくさんアンサンブルさんがいるんだんあという印象を受けていたのですが、カーテンコールを見る限りメインさんと同数くらいの人数で驚きました。一人当たりどれくらいのシーンに出ていたのでしょう... アンサンブルさんたちのキャパと技量に感動しました。

 

また、音楽も良かったです。生演奏でのミュージカルはやはり良いですね...3階席からの観劇だったのでオーケストラに様子も見ることができたのは良かったなと思います。あまり予習せずに行ったので楽曲に関しては製作発表で披露されていた二曲しか知らない状態だったのですが、どれもすごく良い曲で感動しました。特にグレブのstillという曲、とても引き込まれました。今から海外版のサントラ探してみようと思います笑

 

全体的に本当に素敵なミュージカルでした、遠くからでしたが見れてよかったなと思います!

 

 

キャストごとの感想(一部)

結構正直に書いています。こちらもネタバレ注意

 

アーニャ:木下晴香さん

→彼女の出演作はロミジュリから大体は見ている筈なのですが(ファントムはチケットが取れませんでした😭)見る度に「何だこの人…!」という感想になってしまいます。こんな短い期間にこんなに人って成長するの!?(上から目線に聞こえたらすみません)どんどん無敵になって行きますね…

 

今回のアーニャは私の中の木下さんの印象にはあまりなかったお転婆な姿、怒る姿など表情や動きがコロコロと変わっていって可愛らしかったし新たな一面が見られた気がしました。以前銀河鉄道の時に歌はよく歌うがお芝居に自信が無いと仰っていた気がするのですが全くそんなこと無かったです。とても素敵なお芝居でした。

忘れた記憶を思い出しそうになる時の演技や歌唱シーンがとても印象に残っています。

 

あとドレス姿が本当に綺麗でした…すらっとしたスタイルによく合うきらびやかなドレスで綺麗すぎて木下さんばかり見てしまいました笑

 

全体的に完璧でした次のミュージカルも見に行きたいと思います。

 

 

 

ディミトリ: 内海啓貴さん

→過去の闇を抱えながらも明るく生きている、という感じで等身大のとても爽やかな青年でした!正直木下さんの回で私が行ける回がこの日しか無かったためこの回にしたので、ディミトリは海宝さんか相葉さんで見たかったなぁと思いつつ行ったのですが、低音部分以外はしっかりとした歌でとても良かったです。(低音部分は聞き取れなかったですが…)アーニャと会った当初の冷たい詐欺師感が印象的。超好きでした!

 

内海くんはミュージカル黒執事、ミュージカル陰陽師で拝見していて、その時はあまり強い印象はなかったのですが今回のディミトリはとても似合っていたのでこれからも機会があれば見てみたいなーと思います!

 

 

 

グレブ: 山本耕史さん

→テレビでしか拝見したことがなく、歌はどうなんだろう…と思っていたのですがとても素敵な歌声でこの日1番の衝撃でした笑 前述したようにstillがこのミュージカルで1番印象に残っているのですが、それは山本さんの歌唱力が想像を遥かに超えて上手かったからというのもあると思います。

また、ごめんなさい正直私は山本さんの演技がこれまであまり好きではなかったのですが、今回は歌が多かったのもあり全く気にならなかったどころかむしろ好きでした笑 また機会があれば別のミュージカルでも拝見したい!

 

 

ヴラド: 石川禅さん

→いやーー本当に安心感…。いつ見てもどこのシーン出てきても安心感しかなくてとても素敵でした。役もとても良い人でこんな親戚欲しいって感じでした(語彙力)。

 

 

 

リリー: 堀内敬子

→この方もテレビでしか拝見したことがなかったのですが元劇団四季の方だったんですね。癖の強ーーい役で2幕以降の活躍が主だったと思うのですがかなり印象に残っています。またダンスも素敵でこんなに綺麗にターンができる人なのか、と驚きました。

ただやはりクセの強い役で歌い方もかなり変えているのかな?という感じだったので、普通の歌声も聞いてみたいなーと思いました。

 

 

 

まとめ

本当に見に行けてよかったなと思いました。とてもクオリティの高いミュージカルで、是非DVD化もしくは再演して欲しいなと思います。というか再演はしそうだなと思います笑  日本のミュージカルのあらたな定番になりそうです…!

 

 

 

 

 

 

 

*1:この日のマチソワが実質の千秋楽となりました。