ミュージカル『マリー・アントワネット』観劇
こんにちは。
先日ミュージカル『マリー・アントワネット』を観劇してきたのでいつも通り感想を書いていこうと思います。
記録用なので拙いですがよろしければ見ていってください😊
公演概要
ミュージカル『マリー・アントワネット』
観劇日 :2021/02/17
劇場. :東急シアターオーブ
脚本・歌詞 :ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲 :シルヴェスター・リーヴァイ
演出 :ロバート・ヨハンソン
↓公式サイト
観劇日のキャスト
フェルセン伯爵 :田代万里生
オルレアン公 :上原理生
ルイ16世 :原田優一
レオナール :駒田一
ローズ・ベルタン :彩吹真央
ジャック・エペール :上山竜治
マリー・テレーズ :山本花帆
ルイ・シャルル :土屋飛鳥 敬称略
ほか
全体感想
以下ネタバレ注意
ミュージカル『マリー・アントワネット』は2018年度版を映像で鑑賞したことはあったのですが、生で観劇するのは今回が初めてでした。ストーリー自体も好きですし何より楽曲が好きな楽曲ばかりだったので観劇を本当に楽しみにしていました。生で見るこの作品は映像で見る以上に迫力があり、自分でも訳のわからないほど泣いてました...。
マリー・アントワネットという人物は果たして本当に完全なる悪なのか、それに対する意見はこの時代を民衆側とマリー側どちらに視点を置くかによって多少なりとも変わってくると思います。(まあ恐らくマリーは何にも悪くない!!悪いのは完全にそれ以外!!と言い切る人は少ないとは思いますが😅)このミュージカルの面白いところは、どちらか一方に視点を集中させるのではなくて両者にそれぞれの正義がある、どちらか一方が悪いわけではなかったというふうに思わせてくれることだと思います。民衆の苦しみを知らずに贅沢三昧するマリーは民衆側から見れば完全に悪だけど、マリーの方から見てみれば突然知らない土地に行かされ、何も知らないまま突如非難され処刑される...かわいそうだなという気持ちも湧いてきます。もっとフランスの財政について理解していたら結末はどう変わっていたのだろうと思ってしまいました。「知らない」ということがどれだけ恐ろしくて罪なことか、考えさせられました。
今回私が見た回のキャストさんがみなさん素晴らしくて、別のキャストさんのverも見たくなりました。本当に素晴らしいミュージカルでした。
キャスト別感想(一部)
マリー・アントワネット:花總まりさん
→ミュージカル好きとしては一度は生でお芝居を拝見したかった花總さん。昨年やっと初めてチケットが取れたエリザベートが中止になってしまったため今回が初めての生花總さんでした。生で見る花總さんは想像以上に凄まじくて、登場と同時にあまりのオーラに自然と涙が出てきてしまいました。プリンセスって本当にいるんだな...みたいな笑 そう自分が思うより前に反射で涙が出てきていたので自分でもびっくりしました。
華やかなシーンはもちろん、激しいシーンも本当に素晴らしくて、観劇オタクとしての夢が一つ叶いました。ありがとうございました。次はシシィも見たい!
マルグリット・アルノー:昆夏美さん
→なぜかずっと昆さんが出演していたミュージカル日程の問題で昆さんじゃないキャストの方で観劇することが多く、今回ももともとソニンさんの回に行く予定だったのですが所用で急遽昆さんの回に行けることになりました!嬉しい!(もちろんソニンさんも見たかったので喜びと同時に悔しさもありましたが😭)一つ一つの言葉に説得力と重みがあってめちゃくちゃ感動しました。高音が本当に綺麗...
それまでマリーを完全なる悪だと信じて疑わなかったマルグリットがマリーの世話係になってマリーの本当の姿と民衆達の描く「マリー・アントワネット」という人物のイメージとのギャップに気づけたことで、民衆サイドの「知らない」ということの恐ろしさも見えてきたところがまたこの作品の面白みを増大させているなと感じました。
フェルセン伯爵:田代万里生さん
→映像で何度か拝見していた田代フェルセン。生で見る伯爵はめっっちゃくちゃかっこよかったです...そもそも私は古川フェルセン(前回のマリー・アントワネットの時のフェルセン役)に心を奪われているので「古川フェルセンじゃないしな...」というくらいの気持ちで劇場に向かっていたのですが(文章にすると最低すぎる私)、本当にかっこよかったですすみませんでした!!どんなことがあってもマリーを愛し、愛するが故にマリーに大人になれと訴えるフェルセンは本当にかっこいいですね...愛があるからこその厳しさに惚れました()
オルレアン公:上原理生さん
→1789で拝見してからすっかり上原さんの歌声のとり子になってしまったので今回は意地でも上原オルレアンが見たい!と意気込んで劇場に向かいました笑 今回もめちゃくちゃ好きな歌声でした...終盤思ったよりあっさりと倒されてしまうのが初めて見た時驚きでした笑
今回は以上になります!
感動して泣いて、色々と考えさせられる素敵な作品を生で見ることができて幸せでした。この記事を書いている今日現在まだまだ見たのに書き終わっていない舞台が溜まっているのでこれからも時間に余裕がある時に更新していこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
劇団四季ミュージカル『アラジン』観劇
こんにちは。
久しぶりに観劇記録の記事をあげようと思います。
相変わらず自己満足用なので面白みはないですご容赦ください😅
公演概要(一部)
ミュージカル『アラジン』
観劇日 :2021/02/07 マチネ
劇場 :電通四季劇場[海]
台本・作詞 :チャド・ベグリン
演出・振付 :ケイシー・ニコロウ
作曲 :アラン・メンケン
キャスト*1(敬称略)
ジーニー:韓盛治
アラジン:一和洋輔
ジャスミン:平田愛咲
ジャファー:勅使瓦武志
イアーゴ:阿部よしつぐ
カシーム:田中宜宗
オマール:鳴野達也
バブガック:藤田光之
王(サルタン):吉谷昭雄
他
感想
一応ネタバレ注意
私は小さい頃からずっとディズニー映画の『アラジン』が大好きで、オタクレベルでグッズとかも集めていたりしたので今回やっとミュージカルのチケットが取れて本当にワクワクした気持ちで観劇しました。あまりにも迫力がすごくて序盤の「アラビアン・ナイト」でもう涙してました笑 あまりにも迫力がすごくて...舞台上に本当にアグラバーはありました...。
小さい頃から何度も聞いている名曲たちはもちろん、ミュージカルのオリジナル?(違ったらすみません)の曲も初めて聴きましたが良い曲ばかりでした。
そしてやっぱり印象に残るのはジーニー!登場からずっと面白いし歌も面白いし上手い(上手いなんて言葉を使うのもなんか失礼な気がしますが)し最高でした。あまりにも最高すぎて「次はいつ出てくるかな」と楽しみにしちゃいました😂
意外だったのがイアーゴ。劇団四季のリトルマーメイドは観劇したことがあったので、あのような感じで動物の姿で出て来るんだろうなと思っていたらまさかの擬人化😲最初は違和感でしたが段々とクセになってきて最終的に推しになってました笑 衣装が好きでした笑
物語の終盤が思ったより削られていてジャファーが個人的に1番恐ろしいと思うシーンがまる削りだったのはちょっと寂しかったですけどハッピーエンド最高なのでオールオッケーです😂
改めてアラジンっていい話だなと思いました。ラブストーリーでもあるし友情物語でもある...バランスが良すぎて本当に大好きです...
今回は以上になります。ずっと見たかったミュージカル『アラジン』をやっと見ることができて本当にハッピーでした!今度はもっと近い席から見れたら良いなと思います笑(今回は二階席最後列だったので😅)
*1:ちょっとキャスト表をもらってくるのを忘れたので後からネットで調べた情報になります。間違っていたらごめんなさい
2020年観劇振り返り
お久しぶりです。
2021年も気がつけば始まってから1ヶ月が経とうとしているんですね😅
またまた更新をサボりまくり、2020年の観劇も振り返り忘れていたので今回はリハビリがてら2020年観劇振り返りをしていこうと思います。
※結構頑張って正式名称を調べて記入したつもりですがそれでも多少の間違いがあるかもしれません。あくまで個人ブログなので許してください。
- 観劇振り返り
- 上半期(というか緊急事態宣言前)
- [番外編]
- 2020年下半期
- 舞台『死神遣いの事件帖 鎮魂俠曲』(ライブビューイング)
- 舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage-track2- (配信)
- プレミア音楽朗読劇『VOICARION Ⅸ 帝国声歌舞伎~信長の犬〜 』 9/5
- 舞台『文豪ストレイドッグス 序〜太宰治の入社試験〜』9/18
- 舞台『文豪ストレイドッグス 序〜探偵社設立秘話〜』(配信)9/22
- 朗読劇『Equal』9/29
- ミュージカル『ビリーエリオット』10/13
- 舞台『Birth』10/17
- ミュージカル『アルジャーノンに花束を』10/23
- 舞台『銀牙 -流れ星 銀-』牙城決戦編 10/27.31
- ミュージカル『プロデューサーズ』11/19,12/3
- 舞台『夜盲症』11/20
- ミュージカル『ビューティフル』11/27
- ミュージカル『EDGES』12/5
- 舞台『HELIX』12/6
- 舞台「幽 遊 白書」其の弐 (配信)
- 舞台『No.9 -不滅の旋律-』 12/25
- 劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』12/26
- 私的お気に入り舞台2020
観劇振り返り
上半期(というか緊急事態宣言前)
劇団四季ミュージカル『ライオンキング』 1/13
→新年一発目の観劇は劇団四季のミュージカルでした。役者さんの歌唱力や演技力が最高なのはもちろんなんですけど舞台装置がやっぱりすごい。専用の会場だからこそできる豪華な装置にいちいち感動してました。草の装置まですごい。
舞台『まじめが肝心』1/30
→騙し合いと勘違いから生まれる笑いみたいなものがとっても面白かったです。マンションの一部屋分しかないんじゃないかってくらい小さい劇場で役者さんたちのお芝居をめちゃくちゃ近い距離で見れたというのも最高でした。1番印象に残っているのはマフィンを口いっぱいに頬張りながらもしっかりと聞き取れる台詞を言い切ったいけぴー。笑
舞台「鬼滅の刃」(ライブビューイング) 2/2
→とにかく演出が面白かったという思い出。役者さん達の演技もすごくて初っ端の禰󠄀豆子が炭治郎を庇うシーンでもう涙が出たし、無惨様は立ってるだけでもう怖い、歌ったらもっと怖い笑 自分が思っていた以上にハマっていたみたいで気がついたら円盤も買ってました。続編も決まったみたいだしこれからも楽しみです。
ミュージカル『WEST SIDE STORY』 2/13
→初めてきたけどステアラすごい!!!となった作品。装置も実際に人が住めそうなくらい豪華に見えたしこんな風に動かせるの!?もうアトラクションじゃん!ってなりました。そしてキャストのダンスがめちゃくちゃかっこ良かったです。予習してなさすぎて、廣瀬さんの歌を楽しみに行ったはずがソロパートがほぼなくて涙した思い出。
舞台『十二夜』3/20,21
→コロナのヤバさを初めて実感した舞台。何度も来る公演延期、中止のお知らせ、観劇予定日当日に公演中止の連絡...他にとっていた舞台も悉く中止のお知らせが来て心が折れかけてました。でもなんとか数公演だけやってくれて、慌ててチケットを取り直しやっとの思いで観劇できた作品。観劇人生の中で1番大きな拍手をしました。なんとしても公演を成功させようとしてくれたスタッフさんや役者さん達に感謝しかなかったです。『十二夜』という作品自体は今回のものと同じ青木さん演出のDステのものを見ていたのですが、それとも全く雰囲気の違った十二夜で面白かったです。
ミュージカル『ANASTASIA』
→超絶好みなミュージカルでした!どの曲も最高でしたし、世界観もディズニープリンセスみたいでキラキラしてました。木下さんの演技と歌声は圧巻でしたし歌唱披露の時に海宝さんの隣で震えていた(ように見えた)内海くんのディミトリは舞台上では最高にカッコよかったし爽やかな風が吹きまくってました。ディミトリは三人とも見たかったなというのが本音...年齢層とか雰囲気が全然違う三人だったのでそれぞれアーニャと並んだ時に全く違う空気感になりそう。
科白劇 舞台『刀剣乱舞/ 灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶 (配信)
→ここまで感染対策をしていても演劇になり得るし想いは伝わってくるんだな...演劇ってすごいなと思った作品。見る前までは正直「殺陣のない刀ステってどうなんだろう...殺陣がこの作品の大きな魅力の一つなのに...」と思っていましたがちゃんと刀ステでした。歌仙の迫力に本当に感動しました。再演?も本当に楽しみです。
[番外編]
ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
ミュージカル『薄桜鬼 真改 相馬主計篇』
→チケットを取っていたもののコロナで中止になってしまったもの😭リトショは私が観劇予定だった日にちまでが公演中止だったのでとても悔しかったです。
薄桜鬼は今年公演を行ってくれるとのことでしたので絶対見に行こうと思います。去年のキャストでも見たかったけれど...
2020年下半期
舞台『死神遣いの事件帖 鎮魂俠曲』(ライブビューイング)
→めっちゃくちゃに好きな世界観でした。(そりゃそうだよね死神がイエスマイロードって言うんだもんねしかもその死神の中の1人は悪魔がそれを言ってた隣で定時で上がれないじゃないですかって言ってた人だもんね!!!すみません黙ります。)メメントが好みのキャラすぎで出てくるたびに凝視してました笑 あと百目鬼が最高に美味しいキャラで最高でした(語彙力)
舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage-track2- (配信)
→1幕芝居、2幕ライブっていう構成の2.5をあまり見ないので新鮮でした。1人でペンライトを振る勇気がなく家で配信を見ましたが最高に楽しかったです。あれを見て先生のこと好きにならない人いる?
プレミア音楽朗読劇『VOICARION Ⅸ 帝国声歌舞伎~信長の犬〜 』 9/5
→とても豪華でした...織田信長が好きって言うのとよく見る声優さんが多かったという理由だけでなんとなくで配信を購入してみましたが、声だけでこんなにも情景や心情が伝わるんだな...声優さんってすごいな...と改めて思いました。
舞台『文豪ストレイドッグス 序〜太宰治の入社試験〜』9/18
→半年ぶりの生の観劇でした。久しぶりの生のお芝居がこの作品でよかったと強く思いました。本当に演出が最高です...異能力なんていう現実ではありえない世界観のものを舞台上で限りなくアナログに近い演出で表現しきってしまうなんてほんとに天才だな...ってなりました。ずっとすごいという言葉で頭が埋め尽くされてました笑 原作の中で1番好きなエピソードの一つだったので(国木田さんと太宰のコンビ感が大好きなので)舞台であの2人がやってくれて本当に嬉しかったです。2人ともセリフ量がとんでもないし国木田さんに関しては舞台上からはけていた時間が合計で体感1分もなかったです。2人とも本当にすごい。そして2人ともあまりにもスタイルが良すぎてなんかもう至福過ぎました。最前列から見上げていたあの時間に戻りたい笑
舞台『文豪ストレイドッグス 序〜探偵社設立秘話〜』(配信)9/22
→本当はどっちも生で見たかったのですがお金の問題で諦めて配信を買いました。この話も大好きだったのでどんな演出でやってくれるのか楽しみにしてました。めちゃくちゃ良かったです...乱歩さん本当に可愛い...そして今回は社長も可愛かった笑
朗読劇『Equal』9/29
→何度も見たくなる、というか見れば見るほど新たな気づきがあって楽しいし何度も見ないと理解が追いつかない、そんな作品でした笑
鏡合わせて的な話は面白いですね...てよさん!のモノマネがめちゃくちゃツボでした笑
ミュージカル『ビリーエリオット』10/13
→子供達の一生懸命な姿に胸を打たれまくって自然と涙してました。
話を全く予習せずに行ってしまったんですけど十分に理解できて面白かったです。お兄さんが思ったより踊らなかったのがちょっぴり悲しかった(本当に予習していなかったので主人公の兄というだけで踊ると思っていた笑)
舞台『Birth』10/17
→玉城さんのことを本気で嫌いになりそうになるくらいすごい演技でした...。(いや、玉城さん本当に大好きなんです。それくらい演技がすごかったっていうことです。)かなり重い内容でしたし静寂の時間の緊張感が凄すぎてめちゃくちゃ肩凝ったけどあの空気感不思議と嫌いじゃなかったです。
ミュージカル『アルジャーノンに花束を』10/23
→今まで見た舞台の中で1番生で見れた良かったと思えた作品でした。観劇中も狂ったように泣いてましたし帰ってから夜寝るまで、そして起きてからも何故かずっと涙が止まらなかったです。あまりにも矢田さん演じるチャーリーが本物すぎて、本当に1人の人間の一生を見たような気持ちになったしチャーリーの発する言葉一つ一つが頭に残って離れませんでした。普段は観劇オタクと舞台俳優オタクを兼ねていてどうしても役者さんありきで舞台を見てしまうし役と役者を切り離してみることができない観客なんですが、この作品は本当に役が舞台上で生きている、と良い意味で一度もチャーリーを演じている矢田さんの存在を忘れて見てました。考えさせられるものがあまりにも多すぎる作品でした。
舞台『銀牙 -流れ星 銀-』牙城決戦編 10/27.31
→いまだに余韻が抜けません、とっても胸が熱くなる作品でした。キャストみんな歌がうますぎて感動しましたがやっぱり赤カブトは別格でした...。生で歌声くらった時本気で意識飛びそうになりました笑 音波による物理攻撃的な笑笑
2.5次元舞台もやっぱり良いな!と思った作品です。
ミュージカル『プロデューサーズ』11/19,12/3
→めちゃくちゃ笑いました😂プロが全力でふざけているのって本当に面白いですね笑 木村カルメンが予想の2億倍くらい綺麗で面白くて(もっとゴツくて男らしいと思っていたらめちゃくちゃ細かった)気づいたらカルメンばっかり見てましたしなんならその日の夢に出てきました笑
木下ウーラ圧巻すぎて全然泣くようなシーンじゃないのに涙目になりました笑 DVD化希望です😢
舞台『夜盲症』11/20
→劇団柿食う客の公演。中屋敷さんの手がける舞台がまた見たくなって突然チケット取って行ってきました。コロナによって当初予定していたものとは大きく変更して上演されたんだろうなと感じる舞台でした。変更されたものもかなり面白くて、舞台上に一体なんこの空間があるんだ!?ってなりましたがせっかくだからコロナ前に上演予定だったものも見てみたいなと思いました。
ミュージカル『ビューティフル』11/27
→あまりにも歌のレベルが高すぎて本当に感動しました...。
正直こういうタイプのミュージカルは本場の方には敵わないんだろうなと思っていたのですが全然そんなことありませんでした。主演の平原さんの歌声にまず感動しましたし、アンサンブルの方一人一人の歌にも感動しました。
ミュージカル『EDGES』12/5
→楽曲だけを披露していくオムニバススタイルのミュージカル(しかもチームごとに演出も曲順も変わっていく)を初めてみたので最初は混乱したけど、その分解釈が観客に委ねられていて、一緒にみた人とも全く違う解釈になっていて楽しかったです。「I Hmmm you」っていう曲が印象的でした。
舞台『HELIX』12/6
→最高に好きな世界観でした!!衣装とか武器とかそのほか細部に至るまで全部かっこよかったし殺陣のレベルが高すぎて胸熱でした。どのキャラクターもカッコ良すぎてなかなか短文にまとめられませんが、サッドネスの鞭使いがカッコ良すぎたのとリュウジンの強き母感が最高だったことだけはとりあえず書いておきます...また一つの記事にまとめます。
舞台「幽 遊 白書」其の弐 (配信)
→戸愚呂兄弟実在した!!すごい!!ってなりました。まさか弟の肩に乗っかる戸愚呂兄がみれるとは...
そのほか色々面白いシーンばっかりで楽しかったです。兼ね役って面白いですね笑
舞台『No.9 -不滅の旋律-』 12/25
→クリスマスに第九を聞きたい!と思って突然立見チケットを購入しました。
腰が痛すぎて3時間の立ち見は本当にやめよう...とはなりましたが物語自体は面白くてクリスマスの良い思い出になりました。
劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』12/26
→歌が多すぎたのと予習を全くしていなかったので正直物語自体は細かく理解できていないのですが、何よりも歌がすごすぎて圧巻、衝撃を受けっぱなしのまま気がついたら観劇が終了していました笑 もう少し予習をしていけば良かったなという後悔は残りましたが、音楽と役者さんたちのすばらしい歌声を存分に浴びることのできた贅沢な時間でした。
以上になります。コロナ禍ということもあって悲しいこともたくさんありましたが、下半期は割と充実した観劇ライフでした。
どの作品も最高でしたが、今年も私的見てよかった舞台ベストを選んでいこうかなと思います!
私的お気に入り舞台2020
〜ストレート部門〜
舞台『文豪ストレイドッグス 序〜題材修の入社試験〜』
悩みましたがこちらにしました。本当に演出が好みすぎて...
国木田さんも信念を貫き通すかっこよさと太宰のギャップに見事にやられました笑 あと本当に2人の記憶力と滑舌に乾杯。そろそろDVDも発売ですね、楽しみだー!
舞台「文豪ストレイドッグス 序」Blu-ray&DVD 発売PV
〜ミュージカル部門〜
ミュージカル『アルジャーノンに花束を』
お察しの通り(?)こちらの作品を選びました。お気に入り舞台2020どころかもしれないです本当に生で見ることができてよかった...
ミュージカル『アルジャーノンに花束を』公開舞台稽古│エンタステージ
こちらの作品は残念ながらDVD化していないので公開稽古などの短い映像しか見ることができませんが、小説やドラマもありますのでお話だけでも気になる方がいらっしゃいましたらぜひそちらを手に取ってみてください✨
〜2.5次元舞台部門〜
舞台『銀牙-流れ星 銀』牙城決戦編
わかってます。文ステも2.5じゃん?ということは笑 だけどどうしてもこの舞台も選びたかった!
この舞台が1番2.5次元舞台って面白いな、舞台上でこんなこともできるんだ!っていうのと、男性(舞台的には雄)だけの熱い、ジャンプの世界観!という感じが最高に楽しかったし胸が高鳴りました。
物語的にはメインストーリーは完結してしまいましたが再演とかしてくれないかな...
舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~牙城決戦編~ "Ginga -Nagareboshi Gin- Gajo Kessen Hen"〈for J-LODlive〉
以上、2020年の観劇を振り返ってみました。まだまだ油断を許さない状況で、本当に細心の注意を払わないと行けない日々が続きますが*1、今年もできる限り沢山の舞台を見に行けたら良いなと思います。
今年もよろしくお願いします。
何を基準に見に行く2.5次元作品を決めているのか
こんにちは。
今回はなんとなく自分でぼんやりと考えていたことを記事にしてみようかなと思いこんなテーマにしてみました。
そもそも私は2.5次元舞台がめちゃくちゃ好きなオタクでもないしアニメをめちゃくちゃ観る人間でもありません。それでも25次元舞台を見る機会は多いですしおそらく平均したらグランドミュージカルとかと同じくらいの回数見に行ってるかもしれないし、もっと布教したいものもたくさんあります。(レポはもはや2.5の方が多いですね笑)
私が好きな作品や見に行こうと思う作品に何か共通点はないかなーと思って考えていたら意外と色々あったので書いてみようと思います。
あくまで個人的主観と価値観で書いているのでそのことだけ承知の上ご覧ください。
私が特に好きだなと思う2.5次元作品
まずこのテーマを書く上で私の好きな作品達を紹介しないことには始まりませんね笑
特に好きだった作品たちを上げていこうと思います。この作品たちを観た結果出来てきた基準に従って作品を観に行って、その結果どうだったかは後から書いていくのでとりあえず基準の作品を。
- ミュージカル『黒執事』シリーズ
→これは私がミュージカル好きになったきっかけの作品でもあります。これをみて「ミュージカルって面白いな、本格的なミュージカルも見に行ってみよう」と思うようになりましたし、逆に(逆に?笑)この作品を見て2.5次元作品って面白いなと思うようになりました。
要するに最高ってことですね笑 原作キャスト演出全て好きです。
↓最新作の公式サイト
- 舞台『刀剣乱舞』シリーズ
→原作というより日本史が好き、キャストがあまりにも豪華という理由で見初めて、まんまとハマりました。この作品は原作の話があまり詳細に描かれていないからか、脚本家さんの雰囲気がものすごく出ている作品だなって思います。笑えるシーンはめちゃくちゃ面白い、泣けるシーンはどうしようもなく泣ける、そんな緩急が魅力的な作品で、私はバスタオルが必要なくらい泣いてます笑
↓今見ても豪華すぎるキャスト陣。初演、公式サイト
- ミュージカル『テニスの王子様』2ndあたりまで
→こちらは2.5次元作品の人気に火をつけたと言われる作品。人間業ではないものを舞台上でどのように表現するのかというのを一番最初に見せてくれた作品で、なるほどー!と言いながら見ていました。上の二つの作品に比べると愛は薄いのですが(作品自体をものすごく愛しているというわけではないため、3rdはあまり見ていないですし😅)、それでも2.5次元作品の面白さを語る上では欠かせない存在です。初期の方のキャストとか今ものすごく活躍されている方ばかりですしね。
↓別にどの公演でも良かったんですけどこの代の氷帝好きなのでこちらの公式サイトで
私の軸はこんな感じです。まだまだ好きな作品はたくさんありますが、考えてみればこの作品たちで思った基準に沿って観劇に行っていました。
上の三作品を見て気づいたらできていた私の基準
ここからは本当に個人的見解です。(保険をかけまくる管理人)
上記の作品がお気に入りということは、これ以降自分こういうの観に行けば...?みたいな感じで考えてみました。
- 黒執事キャストが複数人出演している。(ミュージカル)
→この基準が一番よく使っているかもしれません。何と言っても黒執事のキャスト陣はみんな実力派です。グランドミュージカルの常連になった方もいらっしゃいますし。
もちろんこの作品に出演していない方々で実力派の方もたくさんいらっしゃいますが一つの基準としてはなかなか使えますし、実際ここのキャストが出ていると必ずと行っていいほど他にも実力のある方が出演されています。
2. 末満さん、もしくは毛利さん脚本
→これは初めの方は気づかずに観劇していて、後から気づいた基準です笑 私が好きだなと思う作品は70%くらいこの二人のどちらかが脚本もしくは演出をされています。
多分個人の趣味も大きいですが(絶望系が好き)、お二人ともめちゃくちゃ有名作を手がけられているのできっとハマる作品があるはず。
3. 興味のある作品のキャストをとりあえずテニミュで見てみる
→これはもはや基準ではないかも笑 デビュー作や有名になった作品がテニミュ、という役者さんは多いので見たことのない役者さんはとりあえずテニミュのゲネの映像などを探して見て、よければ行ってみようかな、って感じです。
この他、めっちゃ当たり前のことを書きます笑
4.上記の作品の時に「この人良い!」と思った人が出ている作品
→当たり前ですが大好きな作品が大好きな作品になった大きな理由の一つに役者さんの演技があることは間違いありません。なので黒執事のみならず他の大好きな作品たちの中でも特に良かった役者さんたちが複数いたら見に行こうかなと思います。
5.初演が話題になった作品
→この基準だと初めから追うことができないのがちょっと難点ですが安全策ではありますね笑
後半めちゃくちゃ当たり前のことを書きましたが、私の大体の基準はこんな感じです。
この基準の二つ以上当てはまったら見に行こうかなという感じで2.5次元作品を見に行っています。今回初めて文字に起こしてみたのでもともと明確にこの基準を遵守していたわけじゃないですが😅
この基準をもとに見に行った2.5次元作品の感想少しずつ
- 舞台『鬼滅の刃』
基準の2.3.4を満たしていたのでライビュ観劇しました。*1結果めちゃくちゃ良かったです。無惨様の歌が今でも離れません。あとop、edの演出がとても好きでした。
詳細は過去記事で書いていますので省略しますが、見て大正解でした。
↓詳しくはこちらで
sakura719jasmine.hatenablog.com
- ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景 篇
基準の1.2.4を満たしていたので(3は確認し忘れていました)鑑賞しました。ミュージカルとしてのクオリティーが高くて驚きました。台詞、殺陣の上にさらに歌とダンスがあってとんでもなく大変だと思うのですが全キャストとても素晴らしかったです。原作を見ずに舞台を先に見てしまってので再現度などはわかりませんが舞台作品として最高でした。
↓詳しくはこちら
sakura719jasmine.hatenablog.com
- ミュージカル「陰陽師」〜平安絵巻〜
こちらは1と3ですね。黒執事キャストばっかりだったのでこれは凄そう...となりました。
結果黒執事のキャストさん以外の方もみなさんめちゃくちゃ歌が上手くて、紅葉ちゃん?さん?の方の歌唱とか初めて聞いたこともありめちゃくちゃ感動しました。海外向けに製作された作品というのもあり衣装や装置演出が派手なのも印象的。二人の晴明の歌唱は圧巻。それと三浦くん矢田ちゃんの歌も頭から離れません。お話としては原作を知らないということもありまだ解釈しきれてないですが良かったです。
↓公式サイト
挙げると以外ときりがなかったのでこんなところで終わりにします😅
終わり
2.5次元作品を見るときのmy判断基準について考えてみました。無意識にいつも同じ枠の中で見ていたのは驚きとちょっと反省(特に基準2ね、視野が狭まってしまう)。これからもこの基準たちを意識して、基準に沿ったり時にはあえて基準からずれたところを見てみたりして面白い作品に出会えたらいいなーと思っています。
*1:1も満たしていましたが舞台ということで歌わないと思いここではあまり意識していませんでした。結果めちゃくちゃ歌っていましたが笑
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
こんにちは。
毎日投稿が続いていたのですが、ちょっと空いてしまいました😅
ずっと2.5次元舞台のレポが続いていたので、今回はグランドミュージカルのレポをしていこうと思います。
ということで大好きなロミジュリを!
公演が終わってから一年以上経ってますし両方の映像を見たので、好きなキャストの方でレポを書いていこうかなと思います。
公演概要
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
公演期間: 2019年2月23日〜4月14日
劇場: 東京国際フォーラム ホールC(東京)、刈谷市総合文化センター(愛知)、梅田芸術劇場メインホール(大阪)
原作: ウィリアム・シェイクスピア
作: ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出: 小池修一郎
↓公式サイト
キャスト(今回私がレポを書くキャストのみ)
ロミオ: 古川雄大
ジュリエット: 木下晴香
ベンヴォーリオ: 木村達成
マーキューシオ: 平間壮一
ティボルト: 廣瀬友祐
死: 大貫勇輔
キャピュレット夫人: 春野寿美礼
乳母: シルビア・グラブ
ロレンス神父: 岸祐二
モンタギュー卿: 宮川浩
モンタギュー夫人: 秋園美緒
パリス: 姜暢雄
キャピュレット卿: 岡幸二郎
他 (敬称略)
全体感想
新演出、スマホの登場があってから初めてこのミュージカルを見たので新鮮でした。私は別に嫌悪感もなく「ああなるほどこうやってスマホを使うのか!」となりましたが、別にどうしてわざわざスマホを使う演出にする必要があったのかはあまりまだ理解できていません笑
ダンスがめちゃくちゃかっこいい!死やロミオの振り付けはバレエっぽい振り付けでしたが、モンタギューの若者たちのの踊りなどはほとんど現代っぽい振り(間違っていたら怖いからジャンルとかは書かないでみる)でなんていうんだろう、他のグランドミュージカルより親しみやすかったです。
そして比較的シンプルな装置も好きでした、いい意味で(悪い意味も少し)印象に残りませんでした。
曲としては「憎しみ」が一番印象的でした。エメや世界の王はこのミュージカルを観る前からなんとなく知っていたのですがそのほかは初めて聞いて。序盤の方にいきなりくるし女サイドの思いを熱くぶつけるこの歌は歌詞が繰り返されているのもありめちゃくちゃ印象に残りました。
あとは個々の感想で書いていきます。
本日はロミオ&ジュリエット上演200回記念の、とてもスペシャルな1日でした🎊✨ 客席で盛り上げてくださった皆様、ありがとうございました🎶 残す公演もあと3公演…大千秋楽まで、ご声援をよろしくお願いします❣️#ロミジュリ #ロミジュリ2019 pic.twitter.com/RXrHv9sPBL
— ミュージカル ロミオ&ジュリエット公式 (@musical_RJ) 2019年4月12日
個々の感想(一部)
ロミオ: 古川雄大さん
→古川さんの優しい歌声にめちゃくちゃ似合ってました。割と人以外の役とか性格の悪めの役が多い印象だったので新鮮でしたが、声が優しいので普通にすんなり入ってきて心地よかったです。
あとバレエのようなダンスが本当に綺麗で、死とのダンスはダンサーみたいでした。さすが。
みなさま、こんにちは!#古川雄大 オフィシャルFC
— 古川雄大スタッフ(公式) (@furukawa_staff) 2019年4月16日
スタッフブログを公開しました!
是非チェックしてください☀️
「#ロミジュリ 大千穐楽」#大野拓朗 さん#今度こそ本当の#Wロミオhttps://t.co/feLF07w3eV pic.twitter.com/Jt8FP0Ijd7
ジュリエット: 木下晴香さん
→とにかく可愛かったです。木下さんの歌声がジュリエットの曲たちにとてもマッチしていて耳が幸せでした。
優しい歌声はもちろんなのですがキャピュレット卿と言い合いになるところの歌唱はとても力強くてこんな歌い方もできるのか!と驚いた記憶があります。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
— 木下 晴香 (@haru_147) 2019年4月12日
200回記念特別カーテンコール✨
そして1幕2幕 キャストチェンジのスペシャル公演✨
ご観劇いただきありがとうございました!!
わかなジュリエットと、お客様の前で一緒に舞台に立てて嬉しかったです👭
明日はとうとう千穐楽。
心を込めて。 pic.twitter.com/iaCTi2xcZl
ベンヴォーリオ: 木村達成さん
→このミュージカルで初めてお目にかかりました。いい意味で癖のない歌声で好青年を演じるのにぴったりだなーと思いました。狂気repの高音は綺麗すぎてびっくり。*1日替わりっぽいシーンは一生懸命だしマブの女王のロミオとの絡みはなんかよくわからないけど面白かったです笑
マーキューシオ: 平間壮一さん
→めちゃくちゃ理想のマーキューシオでした!ダンスが上手いことはもちろんなんですけど踊り方が今回のロミジュリの振り付けにぴったりで平間さんが出ている曲のダンスはほとんど平間さんしか見ていません笑 歌声も安定していて、マブの女王はエロくて、死ぬところでは好感度爆上げしてくるし、今回のキャストの中で一番印象に残りました。ヘアスプレーも観劇予定なので(幕が開けば...)と他も楽しみにしています。
【STAFF】
— 平間壮一 & STAFF (@So1_Staff) 2019年4月14日
ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」
大千穐楽が無事終了致しました!
2017年公演から合わせると
計50公演マーキューシオとして走り抜きました☺︎#ひらまきゅ を応援して下さった皆様、ありがとうございました!
(実は平間本人は、壮キューシオと呼んでいましたよ。呼びにくくないか🤨) pic.twitter.com/jOEdA7Ub3y
ティボルト: 廣瀬友祐さん
→めちゃくちゃかっこいい。あの屈強そうな体つきからあんな甘い歌声はもはやチートなのでは...?笑 楽曲もどれも難しそうなのにどれも完璧で感想しました。*2
エールを。 pic.twitter.com/4gg1PYiWMN
— 廣瀬友祐 (@hirose_yuusuke) 2019年4月14日
その他少しずつ
- 両夫人それぞれのカラーがとても出ていて素敵でした。
- 乳母の歌ガチ泣きしました。
- 死の方のカテコのテンション好き笑
まとめ
楽曲もいいし演出もフレッシュ?で他のグランドミュージカルに比べてそこまで緊張せずに見られる素敵な作品でした。
相次ぐ公演中止のニュースを受けて
こんにちは。
昨日の東宝さんの公演中止のニュースを受け、心を痛めている方も多いのではないでしょうか。(もちろんその他の公演も。)私もその一人です....😭
致し方ないことはわかっていますしもちろん賢明な判断をしてくださったな、と思っています。でもやっぱり昨日の今日では心の整理がつかず...
ということで行きたかった公演についてつらつらと書いていこうと思います。
エリザベート...古川トートがみたくて去年の公演からずーっと申し込んでいたのですがなかなか当たらず...今年(ほぼエリザのために)FCに入って東京公演だけでなく名古屋公演にまで応募の範囲を広げてやっと取れた一枚だったんです...😭それがまさかこんなことになるとは当選したときには思ってもいなかったので正直今はとても悲しいです。
またいつかあのキャストの皆さんで公演できることを願っています。そのときに私がチケットを取れるかわかりませんが...
↓行こうと思っていたモダン・ミリー(anastasiaを観劇した際に写真だけ撮ってきていました)
こちらも直前までチケットを取ろうと思っていた公演...こちらはとりたいと思った頃には外出自粛ムードが漂っていた時期だったので諦めましたがこれもみたかったな...
↓リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
こちらは去年の年末くらいからチケットを取って楽しみにしていました。私が行く予定だった公演までが中止で次の日から再開という運のなさ笑 まあ今のご時世何事も仕方ないので何かを恨むつもりなんてさらさらないですけどやっぱ生で見たかった... 映像残してくれているといいな...
↓WEST SIDE STORY season3
これもね..無料招待当たった!やったーと思っていたところからの中止なのでショックの振り幅が大きい笑 これを観劇できていたら今まで機会がなかったけど見たかった役者さんを一気に複数人観れたのでそこもまた悔しい...
・ミュージカル「薄桜鬼」
これも悲劇のプロジェクトごと中止の作品ですね...せめてグッズくらい売ってくれたら利益のためにも買ったのに..と思いましたがなかなか難しいんですかね...
またいつかやってくれることを信じて。
私が今のところ行けなかったミュージカルはこんな感じです。
まだまだどうなるかわかりませんが、過去作をみながらおうち時間を楽しもうと思います。
ミュージカル「黒執事」-The Most Beautiful DEATH in The World-
ミュージカル黒執事のネタが短いスパンで続いてしまうなーと思いつつ最近思い出したようにこれを繰り返し見続けているのでこの作品について書いていこうと思います。
この作品は前回紹介した地に燃えるリコリス2015と並ぶくらい大好きな作品です。
※初演も再演も映像で見ているのですが、今回は主に再演の方についてです。
リコリス同様初見はかなり前なのでレポとしてはだいぶ新鮮味がないです。見終わってかなり経って何度も考察した結果のレポみたいな感じになるかな...
↓ミュージカル黒執事-地に燃えるリコリス2015-についての記事はこちら
sakura719jasmine.hatenablog.com
公演概要
公演期間: 2013年5月17日〜6月9日
劇場: 赤坂ACTシアター(東京)、梅田芸術劇場メインホール(大阪)
原作: 枢やな
脚本・構成・作詞: 岡田麿里
演出・構成: 福山桜子
↓公式サイト *1
キャスト
シエル・ファントムハイヴ: 田中偉登
エリック・スリングビー: 良知真次
アラン・ハンフリーズ: 中河内雅貴
グレル・サトクリフ: 植原卓也
ロナルド・ノックス: 井出卓也
ウィリアム・T・スピアーズ: 輝馬
バルドロイ: 鷲尾昇
フィニアン: 河原田巧也
フレッド・アバーライン: 高木俊
シャープ・ハンクス: 寺山武志
葬儀屋: 和泉宗兵
ドルイット子爵: 佐々木喜英
他 (敬称略)
全体感想
ネタバレ注意、正直な感想注意
「死の棘」という不治の病を患ったアラン、そのアランを何とかして救いたいと思って言い伝えで聞く唯一の治療法、罪のない千の魂を集めることにしたエリック。この二人を中心にお話は進んでいきます。
一言で言うと、しんどい尊い...。ミュージカルオリジナルストーリーかつメインキャラがこれまたオリジナルということで期待半分不安半分で見始めたのですが、かなり好きなお話でした...。大筋のお話は。*2
もともと死神も好きだったのですが、このお話で一気に死神、そしてアランとエリックが推しキャラになりました。原作に一コマだけでてきただけで涙することができるくらいには。
このストーリーを見るまでその他のキャラの闇の部分が垣間見える瞬間というのは何回かあったものの死神に関しては個人的にはただ淡々と魂の回収を行っている集団、という印象を受けて、でもこれを見て普段出てくる死神たちにもこの二人を失った過去の闇みたいなものがあることがわかって、死神に余計注目してみるようになりました。
そしてアランとエリックの絶対的パートナー感ね...あなたたちのそれはもはや友情ではない、愛情だよ気づけ!って言いたくなるほどに強い絆で結ばれています。自分の死神としての人生を捨ててまで一人の相手を救いたいと思うエリックと命がなくなるその日まで隣に立つと言うアラン...すごい絆ねほんと
文がまとまらないのでここからほぼほぼ箇条書きみたいな文になります笑
- アランが死の発作を起こした後の死の概念?みたいな黒い踊り子さんの演出がめちゃくちゃ好きです。エリックはじめ他の人には見えてないしの存在に怯えるアランの様子が死を具現化させることで余計に見やすい。
- エリックを演じる良知さんの「エリックの死への憎悪に関して、彼はアランより以前に一人大切な人を死の棘で失っているのではないか」という解釈と「死への憎悪」のセリフの言い方が一致しすぎてて感動しました。
- アランに関して、初演のアランと比べるとだいぶ元気じゃないかというレポをよく目にします。確かにめちゃくちゃ元気笑 だけどアランの「俺は一人でも大丈夫です!」という言葉とかウィルのアランに対する態度(信頼してる感)とか見てると、私はそんなに頼りなさそうにずっと体調悪そうにする必要はないのかなー、死の棘って発作が主な症状で慢性的なものじゃないのかなーっていう解釈になりました。なので私は元気なアラン好きです😂 ダンスキレッキレなのは中河内さんの素敵な武器ですし笑
- ちょっと嫌だったのがグレル、ドルイットのキャラ。グレルはちょっと色物方面に行きすぎてるなって思ったしドルイットはちょっと笑えないくらいえぐいシーンもあったし...
- 初演のアランとエリックはアラン→→→←←エリックって感じで、再演の二人はアラン→→←←←←←←エリックって感じに見えましたエリックの愛が強い。
- アランの女装が似合ってなさすぎて最高に面白かったです笑
- 運命(アランとエリックのデュエット曲)の時の、アランの儚くか弱い歌声をエリックの力強いビブラートきかせまくりの歌声が下から支える感が二人の関係性をそのまんま表している感じがして、耳をつぶって演技を見ていない状態でも素敵でした。
- アラン出てくると大抵死の概念さんがどこかで見ているのロミジュリみたいで好き。
- ロナルドのラップのところ、エリックのドヤ感とアランの自分ではそんなに自覚ないけど周りから見るとあなた相当ここの顔面偏差値あげてますよ感がすごく好き
とりあえずこんな感じです。んーー書きたいことがまとまらない...
個々の感想(一部)
セバスチャン・ミカエリス: 松下優也さん
→ごめんなさい先に行ってしまうと私は基本的には古川セバス派です。だけど今回の作品に関しては松下さんのギャグ線の高さ、JPOP調の歌い方がとてもあっていたなと思います。これに関してはむしろ松下セバスでよかったな。
このミュージカルの曲調がそれ以降の作品に比べてミュージカルというよりどちらかというと歌謡曲調だったからかなー。あってるかわからないですけど。
最後エリックが誤ってアランを切りつけてしまった時の笑顔が一番印象的。
エリック・スリングビー: 良知真次さん
→ダンスと歌がピカイチなのはもちろんでこの方の技術が全体のクオリティーを上げているのは間違い無いのですが、何よりもこの人のお芝居に惹かれました。
全てがアランを思いすぎるが故の行動感が節々から伝わってきて、汗だくになりながら亡者?を倒すシーンは本当に泣けました。
後セバスから犯人であると言い当てられた時の笑い飛ばし方!舞台サイズの大きなわざとらしい笑い方なのに全く違和感がない!細かすぎますけどここはすごっ!ってなりました。
あとエリックの見た目が似合いすぎるプライベートもこの髪型してサングラスしててほしい(え) 後別に腕短くないと思う*3
ほんとに好きです生執事の中での推しになりました!
アラン・ハンフリーズ: 中河内雅貴さん
→まさかこの人が儚くなれるなんて...!笑笑 それまではテニミュの仁王雅治の印象しかなくて、めちゃくちゃ男っぽい踊れるエロい人!っていう印象でした😂 ですがアランは死を待ち孤独を嘆く真面目な優等生。アランのテーマを歌い出したあたりからこの人こんな演技もできるのかと驚きだし、最後のシネマティックレコードにはもうテニミュの頃の印象など忘れて見入ってました。歌声が綺麗、この時点では技術というより声質がアランにめっちゃあってるなと思いました。*4先ほど書いてしまったけどアランとエリックの歌声の対比みたいなのも良い。
発作の時の苦しみ方がうますぎてほんとに心配しました笑
ちょっとエリックに対しての思いがエリックに比べると薄いのかなと思うところもあったけど「永遠に君を照らせるように」がめちゃくちゃ愛が詰まってて好きなのでオールオッケー!笑
めちゃくちゃ元気なアランだけど私にとってのアランはこちらかな笑 あと髪型とメガネ似合いすぎなのでプライベートもこの髪型してほしい(本日2回目)
エリックと同じくらい、いや二人セットで推しです。
ドルイット子爵: 佐々木喜英さん
→かっこよくフランス語喋ったかと思ったら...二言目でざわつきました笑笑
初代の方とは全然違う、アニメに寄せたドルイットは唯一無二すぎて、そりゃ変態役ふえるわって感じでした😂ストーリーとキャラブレに関してはストーリーに関してで、佐々木さんはもう完璧です、ギャハギャハ笑ってるのには釣られるし「お友達かい?」は何度見ても爆笑
「うるさいww」ってなるくらいにはインパクト大で最高でした、強烈な変態デビューですね笑
その他少し
- シエルくんかっこいい
- 私の中のロナルド像に完璧に当てはまったいでたくさん、合コン参加したい
- ウィルとかアバハンとかフィニ、バルドもここがデビューだと思うと制作さんいい人たち見つけてくれてありがとうーーってなります好き
- でもウィルがまだ歌声ダンス頼りないの可愛いここからあそこまで成長するとは
- 葬儀屋とグレルに関してはいつも完璧な二人をありがとうございますという感じ、いつも同じ感想になっちゃうのでカット笑
まとめ
本当にまとまらないですね...アランとエリックに関しては完全に推しなのでまた別に記事出すかもしれないです笑
今の生執事に比べると2.5次元感(笑えるシーン多め)の強いのと少し話の大筋から脱線することの多いこのミュージカルですが、好きな人は本当にハマる作品だと思います。
是非機会があればご覧になってみてください。