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ミュージカル『マリー・アントワネット』観劇

こんにちは。

 

先日ミュージカル『マリー・アントワネット』を観劇してきたのでいつも通り感想を書いていこうと思います。

記録用なので拙いですがよろしければ見ていってください😊

 

 公演概要

ミュージカル『マリー・アントワネット

 

観劇日      :2021/02/17

劇場.                    :東急シアターオーブ

脚本・歌詞   :ミヒャエル・クンツェ

音楽・編曲   :シルヴェスター・リーヴァイ

演出      :ロバート・ヨハンソン

 

↓公式サイト

www.tohostage.com

 

観劇日のキャスト

マリー・アントワネット :花總まり

マルグリット・アルノー :昆夏美

フェルセン伯爵     :田代万里生

オルレアン公      :上原理生

ルイ16世          :原田優一

レオナール       :駒田一

ローズ・ベルタン    :彩吹真央 

ジャック・エペール   :上山竜治

マリー・テレーズ    :山本花帆

ルイ・シャルル     :土屋飛鳥                    敬称略

 ほか

 

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全体感想 

 

 

以下ネタバレ注意

 

 

ミュージカル『マリー・アントワネット』は2018年度版を映像で鑑賞したことはあったのですが、生で観劇するのは今回が初めてでした。ストーリー自体も好きですし何より楽曲が好きな楽曲ばかりだったので観劇を本当に楽しみにしていました。生で見るこの作品は映像で見る以上に迫力があり、自分でも訳のわからないほど泣いてました...。

マリー・アントワネットという人物は果たして本当に完全なる悪なのか、それに対する意見はこの時代を民衆側とマリー側どちらに視点を置くかによって多少なりとも変わってくると思います。(まあ恐らくマリーは何にも悪くない!!悪いのは完全にそれ以外!!と言い切る人は少ないとは思いますが😅)このミュージカルの面白いところは、どちらか一方に視点を集中させるのではなくて両者にそれぞれの正義がある、どちらか一方が悪いわけではなかったというふうに思わせてくれることだと思います。民衆の苦しみを知らずに贅沢三昧するマリーは民衆側から見れば完全に悪だけど、マリーの方から見てみれば突然知らない土地に行かされ、何も知らないまま突如非難され処刑される...かわいそうだなという気持ちも湧いてきます。もっとフランスの財政について理解していたら結末はどう変わっていたのだろうと思ってしまいました。「知らない」ということがどれだけ恐ろしくて罪なことか、考えさせられました。

今回私が見た回のキャストさんがみなさん素晴らしくて、別のキャストさんのverも見たくなりました。本当に素晴らしいミュージカルでした。

 

 

キャスト別感想(一部)

マリー・アントワネット:花總まりさん

→ミュージカル好きとしては一度は生でお芝居を拝見したかった花總さん。昨年やっと初めてチケットが取れたエリザベートが中止になってしまったため今回が初めての生花總さんでした。生で見る花總さんは想像以上に凄まじくて、登場と同時にあまりのオーラに自然と涙が出てきてしまいました。プリンセスって本当にいるんだな...みたいな笑 そう自分が思うより前に反射で涙が出てきていたので自分でもびっくりしました。

華やかなシーンはもちろん、激しいシーンも本当に素晴らしくて、観劇オタクとしての夢が一つ叶いました。ありがとうございました。次はシシィも見たい!

 

マルグリット・アルノー:昆夏美さん

→なぜかずっと昆さんが出演していたミュージカル日程の問題で昆さんじゃないキャストの方で観劇することが多く、今回ももともとソニンさんの回に行く予定だったのですが所用で急遽昆さんの回に行けることになりました!嬉しい!(もちろんソニンさんも見たかったので喜びと同時に悔しさもありましたが😭)一つ一つの言葉に説得力と重みがあってめちゃくちゃ感動しました。高音が本当に綺麗...

それまでマリーを完全なる悪だと信じて疑わなかったマルグリットがマリーの世話係になってマリーの本当の姿と民衆達の描く「マリー・アントワネット」という人物のイメージとのギャップに気づけたことで、民衆サイドの「知らない」ということの恐ろしさも見えてきたところがまたこの作品の面白みを増大させているなと感じました。

 

フェルセン伯爵:田代万里生さん

→映像で何度か拝見していた田代フェルセン。生で見る伯爵はめっっちゃくちゃかっこよかったです...そもそも私は古川フェルセン(前回のマリー・アントワネットの時のフェルセン役)に心を奪われているので「古川フェルセンじゃないしな...」というくらいの気持ちで劇場に向かっていたのですが(文章にすると最低すぎる私)、本当にかっこよかったですすみませんでした!!どんなことがあってもマリーを愛し、愛するが故にマリーに大人になれと訴えるフェルセンは本当にかっこいいですね...愛があるからこその厳しさに惚れました()

 

オルレアン公:上原理生さん

→1789で拝見してからすっかり上原さんの歌声のとり子になってしまったので今回は意地でも上原オルレアンが見たい!と意気込んで劇場に向かいました笑 今回もめちゃくちゃ好きな歌声でした...終盤思ったよりあっさりと倒されてしまうのが初めて見た時驚きでした笑

 

 

今回は以上になります!

感動して泣いて、色々と考えさせられる素敵な作品を生で見ることができて幸せでした。この記事を書いている今日現在まだまだ見たのに書き終わっていない舞台が溜まっているのでこれからも時間に余裕がある時に更新していこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。