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ミュージカル『アナスタシア』観劇

ミュージカル『アナスタシア』観劇してきました。


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公演概要

 

 ミュージカル『アナスタシア』

↓公式サイト

www.anastasia-japan2020.jp

 

観劇日: 3月27日マチネ*1

劇場: シアターオーブ

脚本: テレンス・マクナリー

音楽: ステファン・フラハティー

作詞: リン・アレンス                     (敬称略)

 

キャスト

アーニャ: 木下晴香 

 ディミトリ: 内海啓貴

グレブ: 山本耕史

ヴラド: 石川禅

リリー: 堀内敬子      他            

                               (敬称略)

 

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全体感想 

ネタバレ注意

 

 

ディズニープリンセス系のお話が好きなのでかなり好きなストーリーでした✨

 

装置に関して、紗幕に映るプロジェクションマッピング銀河鉄道ぶりだったのですがやはりとても立体的に見えてとても好みです笑 また、背景の風景を細かくプロジェクションマッピングで切り替え、手前の二本の柱にも映像を映していました。さらにその柱の周りの床面ごと(語彙力なくてすみません...)回転する仕組みになっていて装置転換がスムーズだったのも見ていて面白かったです。以前観劇レポを出したWSSもかなり装置演出が素敵でしたが、こちらもIHIより舞台面が狭いにも関わらず見事な演出だったなーと感動しました。また、背景のほとんどを映像に頼ってはいましたが、大道具もかなり凝っていて、中盤に出てくる列車には本当に驚きました(列車の回転に沿って動く背景にも)。 

 

それから、宮廷からペテルブルクの街並み、パリの風景と多種多様な世界観が描かれていて、その度に色々なアンサンブルさんたちが出てきたのでたくさんアンサンブルさんがいるんだんあという印象を受けていたのですが、カーテンコールを見る限りメインさんと同数くらいの人数で驚きました。一人当たりどれくらいのシーンに出ていたのでしょう... アンサンブルさんたちのキャパと技量に感動しました。

 

また、音楽も良かったです。生演奏でのミュージカルはやはり良いですね...3階席からの観劇だったのでオーケストラに様子も見ることができたのは良かったなと思います。あまり予習せずに行ったので楽曲に関しては製作発表で披露されていた二曲しか知らない状態だったのですが、どれもすごく良い曲で感動しました。特にグレブのstillという曲、とても引き込まれました。今から海外版のサントラ探してみようと思います笑

 

全体的に本当に素敵なミュージカルでした、遠くからでしたが見れてよかったなと思います!

 

 

キャストごとの感想(一部)

結構正直に書いています。こちらもネタバレ注意

 

アーニャ:木下晴香さん

→彼女の出演作はロミジュリから大体は見ている筈なのですが(ファントムはチケットが取れませんでした😭)見る度に「何だこの人…!」という感想になってしまいます。こんな短い期間にこんなに人って成長するの!?(上から目線に聞こえたらすみません)どんどん無敵になって行きますね…

 

今回のアーニャは私の中の木下さんの印象にはあまりなかったお転婆な姿、怒る姿など表情や動きがコロコロと変わっていって可愛らしかったし新たな一面が見られた気がしました。以前銀河鉄道の時に歌はよく歌うがお芝居に自信が無いと仰っていた気がするのですが全くそんなこと無かったです。とても素敵なお芝居でした。

忘れた記憶を思い出しそうになる時の演技や歌唱シーンがとても印象に残っています。

 

あとドレス姿が本当に綺麗でした…すらっとしたスタイルによく合うきらびやかなドレスで綺麗すぎて木下さんばかり見てしまいました笑

 

全体的に完璧でした次のミュージカルも見に行きたいと思います。

 

 

 

ディミトリ: 内海啓貴さん

→過去の闇を抱えながらも明るく生きている、という感じで等身大のとても爽やかな青年でした!正直木下さんの回で私が行ける回がこの日しか無かったためこの回にしたので、ディミトリは海宝さんか相葉さんで見たかったなぁと思いつつ行ったのですが、低音部分以外はしっかりとした歌でとても良かったです。(低音部分は聞き取れなかったですが…)アーニャと会った当初の冷たい詐欺師感が印象的。超好きでした!

 

内海くんはミュージカル黒執事、ミュージカル陰陽師で拝見していて、その時はあまり強い印象はなかったのですが今回のディミトリはとても似合っていたのでこれからも機会があれば見てみたいなーと思います!

 

 

 

グレブ: 山本耕史さん

→テレビでしか拝見したことがなく、歌はどうなんだろう…と思っていたのですがとても素敵な歌声でこの日1番の衝撃でした笑 前述したようにstillがこのミュージカルで1番印象に残っているのですが、それは山本さんの歌唱力が想像を遥かに超えて上手かったからというのもあると思います。

また、ごめんなさい正直私は山本さんの演技がこれまであまり好きではなかったのですが、今回は歌が多かったのもあり全く気にならなかったどころかむしろ好きでした笑 また機会があれば別のミュージカルでも拝見したい!

 

 

ヴラド: 石川禅さん

→いやーー本当に安心感…。いつ見てもどこのシーン出てきても安心感しかなくてとても素敵でした。役もとても良い人でこんな親戚欲しいって感じでした(語彙力)。

 

 

 

リリー: 堀内敬子

→この方もテレビでしか拝見したことがなかったのですが元劇団四季の方だったんですね。癖の強ーーい役で2幕以降の活躍が主だったと思うのですがかなり印象に残っています。またダンスも素敵でこんなに綺麗にターンができる人なのか、と驚きました。

ただやはりクセの強い役で歌い方もかなり変えているのかな?という感じだったので、普通の歌声も聞いてみたいなーと思いました。

 

 

 

まとめ

本当に見に行けてよかったなと思いました。とてもクオリティの高いミュージカルで、是非DVD化もしくは再演して欲しいなと思います。というか再演はしそうだなと思います笑  日本のミュージカルのあらたな定番になりそうです…!

 

 

 

 

 

 

 

*1:この日のマチソワが実質の千秋楽となりました。